「オズの魔法使い」といえば、1939年に公開されたジュディ・ガーランド主演の映画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか!今でも人気の高い作品ですよね!
同じ題材でこんなに違う作品になるのかと驚くほど、「The Wiz」は全く別の仕上がりになっています!
オール黒人キャストのファンキーなミュージカル映画!

ドロシー/ダイアナ・ロス
ドロシーといえば幼い少女のイメージがありますが、当時ダイアナ・ロスの年齢は33歳!当時の批評家たちもダイアナ・ロスが歳を取りすぎていることを批判し、映画自体も酷評でした!
子供っぽい演技をしようとしてはいますが、どうしても違和感を感じてしまいます…しかし歌とダンスはさすがです!

カカシ/マイケルジャクソン
「ジャクソンズ」時代のマイケル・ジャクソンを観られる貴重な映画にもなっています!
マイケルらしい独特な歌声やダンスを楽しむことができる作品ですね!

ブリキ人間/ニプシー・ラッセル
コメディアン俳優として活躍していたニプシー・ラッセルですが、ブリキ人間のコミカルな動きを取り入れたダンスが印象に残ります!ブリキ人間の歌声は胸を打たれますよ!

臆病ライオン/テッド・ロス
「ウィズ」を見る前の印象は、なんと言ってもダイアナ・ロスとマイケル・ジャクソンの印象が強いんだけど、見た後は絶対に誰もが、ティンマンとライオンの印象が強く残る筈だ。
http://d.hatena.ne.jp/blackmovie/20051005/1128518917ニプシー・ラッセル、安らかに - ::SOUL:: :ブラック・ムービー:Black Movie:
ミュージカルシーンがかっこいい!
カカシ役のマイケル・ジャクソンの歌声がかっこいいですね!当時20歳くらいですから、声もまだ幼い印象があります!
マイケル・ジャクソンにとっては幼少の頃から交遊があり、憧れの存在だったダイアナ・ロスとの共演でした!
モータウンファンだけでなく、音楽好きな人なら楽しめるシーンが盛りだくさんです!
失敗したミュージカル映画として有名?!

当時の売り上げや映画批評は散々なもので、映画に参加したスタッフやキャストの評判さえも下げる作品になってしまいました!

舞台版「WIZ」
ドロシー役は、当時舞台版でも演じていた10代のステファニー・ミルズに決まるはずだったのですが、ダイアナ・ロスが説得したことで変更になったそうです!もし配役が違えば映画もヒット作になっていたかもしれませんね…
しかし、失敗作といわれながらも、音楽ファンなどにカルト的な人気となり、今ではマイケル・ジャクソンのファンにとっては、思い出の作品として愛されています!
ミュージカル映画が好きな人へのプレゼントにもおすすめですよ♪