僕の憧れ、僕の恋人、スーパーカー:対決!スーパーカークイズ・サーキットの狼・グランプリの鷹・よろしくメカドック・マシンハヤブサ・とびだせ!マシーン飛竜ほか

僕の憧れ、僕の恋人、スーパーカー:対決!スーパーカークイズ・サーキットの狼・グランプリの鷹・よろしくメカドック・マシンハヤブサ・とびだせ!マシーン飛竜ほか

1970年代のスーパーカーブームを盛り上げた「サーキットの狼」と1977年のブームのピーク時の伝説のクイズ番組「(音源のみ)対決!スーパーカークイズ(テーマ曲の有名なフレーズ:僕の憧れ、僕の恋人、スーパーカー♪を皆はきっと覚えているでしょう)」、アニメ作品「アローエンブレム グランプリの鷹」「マシンハヤブサ」「激走!ルーベンカイザー」「とびだせ!マシーン飛竜」、週刊ジャンプに1982年44号から1985年13号に連載された「よろしくメカドック」を振り返りましょう。ロータスヨーロッパ、ランボルギーニカウンタックLP400S、ランボルギーニミウラ、フェラーリ512BBなど人気のスーパーカー同士の夢のレース対決動画なども盛りだくさんです。


スーパーカーが題材のテレビクイズ番組「対決!スーパーカークイズ」『僕の憧れ、僕の恋人、スーパーカー♪』(1977年7月4日から1978年10月2日)

テレビクイズ番組「対決!スーパーカークイズ」テーマ曲「あこがれのスーパーカー」(ドクター南雲とシルバーヘッドホン)の歌詞

テレビクイズ番組「対決!スーパーカークイズ」テーマ曲
「あこがれのスーパーカー」(ドクター南雲とシルバーヘッドホン)の歌詞

作詞:作曲:ケイふじやま、編曲:不詳、テイチクレコード(現・テイチクエンタテインメント)、1977年発売

スーパーカー(ランボルギーニカウンタック)
スーパーカー(ポルシェ930ターボ)
スーパーカー(フェラーリベルリネッタボクサー)
スーパーカー(マセラティボーラIts No.1!)

僕の憧れ僕の恋人スーパーカー

夜明けのハイウェイお前と気ままな旅へ
右に左に景色が飛んで行く~

ヤンヤーヤヤーヤヤー白い海岸線を
ヤンヤーヤヤーヤヤー飛び交うカモメの群れ
ヤンヤーヤヤーヤヤー このまま青い空へ
ヤンヤーヤヤーヤヤー 飛んで行ってしまいそう 風の中を~

まばゆいハイウェイお前とゆらめきの中
風の谷間に道の続くかぎり~

ヤンヤーヤヤーヤヤー 悲しみなんか捨てて
ヤンヤーヤヤーヤヤー 今はおまえがすべて
ヤンヤーヤヤーヤヤー このまま青い空へ
ヤンヤーヤヤーヤヤー 飛んで行ってしまいそう 風の中を~

スーパーカー(ランチャストラトス)
スーパーカー(アルピーヌルノーA110)
スーパーカー(Wooo!エクスキャリバー)
スーパーカー(ポンティアックファイアーバードトランザム)

僕の憧れ僕の恋人スーパーカー

漫画・実写映画「サーキットの狼」(漫画:1975年(昭和50年)から1979年(昭和54年)、実写映画が1977年)

『サーキットの狼』(サーキットのおおかみ)は、漫画家の池沢さとしが1975年(昭和50年)から1979年(昭和54年)にかけて「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載した漫画作品。続編に『サーキットの狼II モデナの剣』、『21世紀の狼』がある。実写映画が1977年に製作・公開された。

愛車ロータス・ヨーロッパを駆る主人公の風吹裕矢が、一匹狼の走り屋から始まり公道やサーキットを舞台にライバル達との競争を繰り広げ、プロレーサーへと成長していく物語である。

ライバルとしてポルシェやフェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、日産・フェアレディZ、シボレー・コルベット、トヨタ・2000GTなど、世界中の著名なスポーツカーが多数、劇中に登場。いわゆるスーパーカーブームの火付け役となった。

単行本の発行部数は1977年時点で1100万部を突破している。
(出典:Wikipedia「サーキットの狼」)

サーキットの狼

本編の主人公。普段は姉のローザ(ファッションモデル)と二人暮らし。
公道時代から一匹狼のドライバーとして活躍しており、暴走族仲間から「ロータスの狼」と呼ばれていた。ドライビング面では天才的なテクニックと冷静な判断力、そしてバトル中にドライビング・テクニックを生み出すなど驚異的な適応力を持ち、数多くの修羅場をクリアしてきた。

普段は女の子を見るとデレデレになってしまうなど軟派な性格(最初期では硬派)だが、運転中は負けん気の強い性格となり、相手ドライバーを「イモ」と罵る光景もしばし見られる。コーナリングを得意としており、「多角形コーナリング」や「慣性ドリフト」などを編み出すことから「コーナリングの魔術師」とも呼ばれる。愛車のロータスにはトランク部分に☆マークを刻んでいたがそれは勝負して勝った相手の印。勝つ度に星の数が増えた。

後に公道グランプリのゴール直前に亡くなった沖田の愛車・ディーノを受け継ぐ。ディーノはボディ・エンジンともに大幅に改造(エンジンは308GT用V型8気筒3,000cc)され、作品オリジナルのマシンとなった。

F1参戦で優勝したのちドライバーを引退。続編の『サーキットの狼II モデナの剣』ではファッションデザイナーに転身している。
名前は作者が応援していたレーサー・風戸裕に由来する。
(出典:Wikipedia「サーキットの狼」)

風吹裕矢(ふぶき ゆうや)

主人公最大のライバル。
電機メーカー「早瀬電機」の御曹司で、ポルシェ専門の暴走族「ナチス軍」総統。甘いマスクとやさしさを兼ね備え、人望も厚い非の打ち所のない人物。ドライビングは風吹と対照的に極めて冷静沈着であり、風吹とは何度も激しいライバル争いを行ってきた。
物語後半では風吹と同じくプロレーサーの道に進むが、モナコグランプリでクラッシュし事故死してしまう。
ちなみに早瀬の操るカレラRSには側面ドア部分にハーケンクロイツのマークがあるのが特徴。同マークに関する近年の国際情勢を配慮してか、モデルカーやプラモデルではこのマークが省略されて発売されることが多い。また、風吹と同じく勝負して勝った相手の数を☆マークに置き換えトランク部分に刻んでいた。
(出典:Wikipedia「サーキットの狼」)

早瀬佐近(はやせ さこん)

プロレーサー。
かつては神奈川で、集団「湘南タイガー」のトップであり、街道レーサーチャンピオンとして君臨していた。若手では実力ナンバーワンのレーサーで、時速230キロの時点からミウラを直角に曲げるテクニックを持ち、その技術の高さから風吹を驚かせた。若く暴走しがちな風吹を制御する兄貴分的存在であり、良きライバルでもあった。

風吹の姉であるローザとは恋人関係にあり、サーキット場の表彰台で婚約発表をして結婚。風吹とは義兄弟の関係となる。トヨタ自動車のワークスドライバー川合稔がモデル(現実の川合稔もモデルの小川ローザと結婚した)。
(出典:Wikipedia「サーキットの狼」)

飛鳥ミノル(あすか みのる)

警察官出身のレーサー。秋田県出身。名前の由来は沖田総司。原作では最後まで下の名前は登場しなかったが、2009年に製作されたパチンコ機「CR 新サーキットの狼」では大治郎という名前がつけられている。
元々は町工場の工員だったが、中古でトヨタ・スポーツ800を手に入れてからスピードに目覚めるようになり、街道レーサーとして活躍。その後堂々とスピードを出せると言う理由から交通機動隊に転職を果たす。警官時代はスピード違反取締りの特殊部隊「新選組」に属し、新撰組の隊旗を模した塗装を施したパトカー(日産・フェアレディZ)で暴走族の取締りを行っていた。
のちに同じ秋田出身の谷田部からプロレーサーの道に誘われ、フェラーリ・ディーノの提供を受けて公道グランプリに参戦するが、実はすでに結核に体を冒されており満身創痍の状態であった。レース中に発作を起こしながらも最終コーナーでトップに立ったものの、なぜかコーナー脱出後に突然スローダウンしてしまう。最後は風吹に次いで2位でゴールしたが、ゴール直前ですでに沖田はステアリングを直進状態に握ったまま絶命、壮絶な最期を遂げていた。
(出典:Wikipedia「サーキットの狼」)

沖田(おきた)

スーパーカー同士の夢のレース対決

タミヤ「1/24 ランチア・ストラトス・ターボ」は当時大人気のプラモデル

テレビアニメ「アローエンブレム グランプリの鷹」(1977年9月22日から1978年8月31日)

『アローエンブレム グランプリの鷹』(アローエンブレム グランプリのたか)は、東映動画制作のテレビアニメ。1977年9月22日〜1978年8月31日までフジテレビ系列で木曜19:00 - 19:30に放送。全44話。

レース中の事故により、一度はレースの道を断念した轟鷹也。だが、今一度香取レーシングチームのドライバーとして、苦難や挫折を味わいながらも自身の経験、テクニックをマシンの設計に反映させながら、トドロキスペシャルなどで名うてのレーサー達を相手に世界のレースを戦っていく。

いわゆるスーパーカーブームを受けてこの1977年秋(10月初頭前後)には、カーレースアニメだけで『激走!ルーベンカイザー』(テレビ朝日系)、『とびだせ!マシーン飛竜』(東京12チャンネル系)、『超スーパーカー ガッタイガー』(同)そして本作と4本も同時に放送が開始され、文字通りの競争状態となった。

このうち、3クール(9ヵ月)以上続いたのは『グランプリの鷹』だけで、残り3作は2クール前後で放送を終了した。本作は、本来の予定だった2クール以降の延長を成し遂げた。

「キャラクター:キャスト」
轟鷹也(声:富山敬)
逢瀬すず子(声:小山まみ)
逢瀬半五郎 / 鷹也のおば(声:野沢雅子)
逢瀬たま(声:坪井章子) 
大日方勝(声:野田圭一)
香取梨絵(声:吉田理保子)
佐々木課長(声:緒方賢一)
ニック・ラムダ(声:徳丸完) 
車大作(声:柴田秀勝)
香取豪一郎(声:久松保夫)
ケン大坪(声:はせさん治)
ハンス・ローゼン(声:古川登志夫)
パット・クラーク(声:山口奈々)
イザベル(声:川島千代子) 
ナレーター / 鷹也のおじ(声:矢田耕司)
(出典:Wikipedia「アローエンブレム グランプリの鷹」)

アローエンブレム グランプリの鷹

F1マシン「トドロキスペシャルT1・T2・T3」

T1は、香取モータースが1977年シーズンからのF1参戦に際し開発。プロトタイプは6輪(後1軸並列ダブルタイヤ)で、路面グリップ性能などの向上を図るため、轟鷹也の意見を元に実戦用は前2軸4輪でステアリングする8輪車に改設計された。テクニカルサーキット用である。

その後シーズン途中から実戦での経験をフィードバックし、同年フランスGPより、勾配サーキット用で常に最適なダウンフォースを得られるように自動可変スポイラー(鷹也がフライト中の飛行機の主翼についているフラップを見てヒントにした、という設定)を装備したT2、また同年イタリアGPから、高速サーキット用に車輪配置を前後2軸ずつに改め、空気抵抗を減らし高速性能を改善したT3が現れ、サーキットに応じて使い分けることとなった。T3が轟の操縦により同年の日本GP決勝(富士)で優勝している。

番組中でエンジン周りの説明などはなかったが、当時発売されていた模型の説明文には「水平対向12気筒3000ccエンジン(最大出力500ps/12000rpm)」を搭載するとしていた。
T3から車大作が開発したセンサータイヤと呼ばれるシステムが装着されたが、これは現在のABS(アンチロックブレーキ)システムに相当するものである。

なお、現実のF1レギュレーションでは、1983年に4輪が明文化され6輪や8輪のF1は存在しえなくなった。T2のような走行中に可変する空力パーツは、1960年代末にF1に空力パーツが登場したごく初期には存在したが、すぐに「走行中は動かさず、車体に固定すること」という規制が掛けられたため、本作放送時点で既に禁止されており2010年までは存在できなかった(2011年より「可変リアウイング(ドラッグリダクションシステム)」が認められた)。
(出典:Wikipedia「アローエンブレム グランプリの鷹」)

F1マシン「トドロキスペシャルT1」

F1マシン「トドロキスペシャルT1」

F1マシン「トドロキスペシャルT2」は勾配サーキット用で常に最適なダウンフォースを得られるように自動可変スポイラーを装備した

F1マシン「トドロキスペシャルT3」は高速サーキット用に車輪配置を前後2軸ずつに改め、空気抵抗を減らし高速性能を改善した。8輪車。

1970年代のF1で、一世を風靡したマシンとして知られる6輪車

1970年代のF1で、一世を風靡したマシンとして知られる6輪車。タイレルP34は1976年のF1にデビューするや、4戦目でワンツーフィニッシュという快挙を成し遂げたマシン。

1983年、F1はレギュレーションを改正し、4輪車以外を禁止に。この時点で、6ホイーラーの開発に終止符が打たれている。

(出典:株式会社イード 日本最大の総合自動車ニュースサイト「レスポンス」 記事「【グッドウッド12】タイレルP34など、伝説の6輪F1マシン3台が勢ぞろい」2012年6月21日(木) 21時00分)

タイレル『P34』(1976年)

タイレル『P34』(1976年)

マーチ『2‐4‐0』(1976年)

ウィリアムズ『FW08B』(1982年)

スーパーカー・レース専用車両「カトリ・スーパーロマン」

香取モータース製。スペックは当時のフェラーリ・512BBやランボルギーニ・カウンタックLP500Sなどのスーパーカーに匹敵する。1977年のモンテカルロ・ラリーとサファリ・ラリーにワークス参戦、後者で優勝している。

またレース専用にワークスで改造されたグループ5シルエットフォーミュラ仕様があり、同年のル・マン24時間レースで優勝している。くさび形のボディを持つ2軸4輪のマシンだが、轟はモンテカルロ・ラリーで、乾燥路面に時おり混じるアイスバーン対策として後輪に通常のレーシングタイヤ以外にスパイクタイヤを履かせ、後輪を1軸並列ダブルタイヤにしていた。モンテカルロではクラッシュしてリタイヤしたものの、この多輪車の発想は後のトドロキスペシャルへと繋がっていく。
(出典:Wikipedia「アローエンブレム グランプリの鷹」)

カトリ・スーパーロマン

スーパーカー・レース専用車両「カトリ・スーパーロマン」

スーパーカー・レース専用車両「カトリ・スーパーロマン」のシルエットフォーミュラ仕様(ラリータイプ)

漫画・テレビアニメ「よろしくメカドック」(漫画:1982年44号から1985年13号に連載、テレビアニメ:1984年9月1日から1985年3月30日)

『よろしくメカドック』は、次原隆二による日本の漫画作品。市販車のチューニングとレースを主体としている。
読み切りとして2本発表後『週刊少年ジャンプ』(集英社)1982年44号から1985年13号に連載(ただし84年31号でいったん連載が中断し、アニメ化によりPART2として同年39号より再開している)された。

単行本は全12巻(文庫版全7巻)。連載前の読み切りは短編集『F-1倶楽部』に掲載された。
それまでのスーパーカーや荒唐無稽な設定のレースものとは違い、国産市販自動車のチューニングを扱った草分け的な作品である。

タツノコプロによりアニメ化もされ、フジテレビ土曜日18:30 - 19:00の枠で1984年9月1日から1985年3月30日まで放送された。全30話。

ストーリーは大きく分けて4つの大きなイベントと、その間をつなぐ細かいエピソードから成り立っている。

東京にあるチューニングショップ「メカドック」(名前の由来は「Mechanical Doctor」の略で、車の医者という意味)に勤める主人公・風見潤。当初は店に出入りする常連客の求めに応じ様々なチューニングを行っていたが、自分が手がけた車を走らせているうちに他のチューニングショップとの関わりが生まれ、多くのレースに参戦することになる。

アニメでは舞台を横浜とし、改造バスで流しのチューニングショップ「メカドック」を営んでいた風見たちが松桐坊主の紹介で喫茶店「パドック」の父娘と出会い、店の用地とバスを交換しバスを移動喫茶店の新生「パドック」、旧パドックの土地をメカドック店舗とするところから始まる。

他にも誠三郎や優が所属する警察組織を「横浜市警」としたり、マスコット的車両としてチューニングを施したピンク色のスバル360を登場させるなどの変更点がある。また、当時は自動車業界がハイパワー競争時代に突入し、原作で登場した車がアニメ放映の頃にはマイナーチェンジによりさらなるハイパワー化がなされ、原作ではノンターボだったスカイラインやピアッツァがアニメではターボ搭載のバージョンとして登場している。
(出典:Wikipedia「よろしくメカドック」)

国産市販自動車のチューニングを扱った草分け的な作品「よろしくメカドック」

風見 潤(かざみ じゅん)
声 - 橋本晃一
主人公。チューニングショップ「メカドック」の技術面を一手に取り仕切るほか、レースイベントにはドライバーとしても参戦する。
熱血漢で素直だが、ドジな面もある。
彼のチューニングはボアアップやボルトオンターボ、ナイトラスなどのスープアップ系(排気量や出力を上げること)が大半だったが、中盤以降は駆動方式の変更や車体全体のバランス見直しなどが加わる。
一路以外の周囲の人物からは「風(ふう)さん」または「風見くん」、アニメ版では一路も含めて「潤」と呼ばれる。
本人は、ごく親しい友人(一路・麗子・久子・優・松桐坊主など。野呂のみ例外的にさん付け)はニックネームやちゃん付けで、それ以外の周辺の人物には必ずさんづけで呼びかけている(那智など自分を呼び捨てで呼ぶ人に対しても)。
人を見下したり天狗になるような態度は決して取らず、謙虚で誠実な性格が現れている。
原作の最終回ではF1のフェラーリチームのメカニックに加わるチャンスを得るが、彼の夢はメカドックとしてF1に出場することであり、結局このオファーを断り仲間たちと夢を追うことを選んだ。
名前の由来は、テレビドラマ『ダウンタウン物語』の登場人物、風見呼子の名字と「チューン」に似た響きをもつ潤との組み合わせ。なお、同姓同名の小説家・風見潤について、作者はその存在を知らないまま命名してしまったと記述している。

中村 一路(なかむら いちろ)
声 - 石丸博也
通称「いっつぁん」。メカドックの経理担当。
自動車整備専門学校を首席で卒業しているもののなぜかメカに弱く、整備やチューニングに手間取ったり失敗したりする。
東日本サーキットGPではホンダ・シティターボII(通称『ブルドッグ』)を駆ってドライバーとして出場し、レーサーとしての優れた素質も見せ、那智を驚かせる。
友人との人間関係や友人の将来を広い視野で思いやれる思慮深い面を持つが、素直にそれを出すことができないので周囲(特に風見)に勘違いされることが多い。
また他人からの挑発に対して頭に血が上りやすく、トラブルメーカーかつムードメーカーの一面がある。そのときは普段の思慮深さが影を潜めて話を大きくしてしまう。
ゼロヨンGPでは那智に挑発されて、風見と那智の対戦を店の進退を賭けた勝負にしてしまったことがある。
モデルは作者の学生時代の親友。通称や性格も、ほぼそのままらしい。

野呂 清(のろ きよし)
声 - 玄田哲章
メカドックでは板金を担当。その技術は確かなもので、どんなボロボロの廃車でも見違えるようにきれいに仕上げることから、風見からは「鈑金の天才」と呼ばれている。関西出身。
温厚な性格で、しばしばチューンや店の方針を巡って対立する風見と一路の仲裁役になっている。
姓は大きい体格でゆっくりした(ノロい)イメージから、名はペインティングが得意なキャラクターということで山下清にあやかって名付けられた。
(出典:Wikipedia「よろしくメカドック」)

チューニングショップ「メカドック」:風見 潤(かざみ じゅん)・中村 一路(なかむら いちろ)・野呂 清(のろ きよし)

キャノンボール・トライアル編「セリカXX(ダブルエックス)」

アメリカで1970年代に行われたレースイベント「キャノンボール」に日本からチームを送り込もうと、自動車雑誌「モータージャンプ」(架空)が日本代表を決定するための予選イベントを実施することに。千葉県の九十九里浜をスタートし、神奈川県の江ノ島にゴールするイベントで、スタートからゴールまではどの道路を通ってもよいというルールである。ただしイベント自体は警察庁の認可を受けていない本場同様の道路交通法お構いなしのガチンコバトルであり、途中でイベントの存在を知った警察が大規模な検問を敷きイベントの阻止に動く中、風見らトップグループの車はそれを突破しゴールへ車を走らせようとする。
(出典:Wikipedia「よろしくメカドック」)

キャノンボール・トライアル編「セリカXX(ダブルエックス)」

トヨタ・セリカXX(MA60)(メカドック・セリカXX):風見潤(カーナンバー38)
ツインターボ装備、バルブの拡大、パワーインジェクターと EFI装備、ボアアップ、ナイトラス(NOS)キットの装備、ブレーキ強化。
原作最終話ではCR-X・グレーサーZとともに保管されている描写がある。

「トヨタ・セリカXX(MA60)(メカドック・セリカXX)」MODELER'S 1/43 メカドック セリカXX 次原隆二指定色

ゼロヨングランプリ編「CR-X」

難病で入院している野呂の母の手術費を賄うべく、全日本ゼロヨングランプリ(以下GP)に出場を決めた風見らメカドック一同。キャノンボール・トライアルでトップ争いを演じた他のショップの車と今度はドラッグレースで対決をする。風見の秘策が詰まった、CR-Xミッドだったが、完成直後盗難に遭い、もう1台新たにCR-Xをチューニングして出場することとなった。原作・アニメ、共に決勝のタイムが公表されていない。
(出典:Wikipedia「よろしくメカドック」)

ゼロヨングランプリ編「CR-X」

(C)次原隆二/NSP 1982 版権許諾証 UB-212

ホンダ・バラードスポーツCR-Xミッドシップ仕様(CR-Xミッド):風見潤(カーナンバー111)
ミッドシップ・後輪駆動に改造。ターボラグの発生を抑える独自のシステムを搭載。シルエットフォーミュラ風の外観に改造し、空力特性改善(盗まれた車両はリアフェンダーにオーバーフェンダーを装着した程度だった)。

「ホンダ・バラードスポーツCR-Xミッドシップ仕様(CR-Xミッド)」MODELER'S 1/43 メカドック CR-X ミッド

渡辺 俊光(わたなべ としみつ)、通称「ナベさん」、チューニングショップ「レーシングワタナベ」のオーナー

声 - 石塚運昇
通称「ナベさん」。チューニングショップ「レーシングワタナベ」のオーナー。
日産・フェアレディZ(S130型)にこだわりを持つ「チューナーの神様」。
メカドックのスタッフ一同がメカドックを開く前から目標にしていた人物であり、風見が一番尊敬する人。
風見・那智と長年にわたり三つ巴の戦いを繰り広げるが、ゼロヨンGPで風見に敗北後、チューナー・ドライバー引退を表明。
ところが東日本サーキットGP直前に突然「夢幻」からの復帰を発表し、メカドックのスタッフ一同を驚かせた。
実はこの時既に白内障を発症しており、それを知りつつ同イベントに強行参加するが、レース終了直前には失明寸前のところまで追い込まれる。
それでも神懸り的なドライビングテクニックで最後まで風見・那智らを苦しめたが、結局同イベントを最後にチューナー・ドライバーを引退した。
風見や那智といった若手チューナーが乗り越えなければならない「壁」として、度量の大きい大人の男として描かれているが、露崎いわく、若い頃の渡辺は那智にそっくりな性格だったらしい。
若者があこがれる偉大なチューナーとしてのイメージは、当時の有名チューナーのひとり、雨宮勇美がモデルと言われている。
キャストの石塚は、後に頭文字Dでは神業のドライビングテクニックを持つ主人公の父親(藤原文太)役を演じており「自動車には縁を感じる」と語っている。
アーケードゲーム・戦国大戦と月刊コミックゼノンがコラボレーションを行った際、武将・渡辺長を次原がデザインしており、彼がモチーフになっている。(渡辺長役の杉田智和も石塚の声真似で演じている)
(出典:Wikipedia「よろしくメカドック」渡辺 俊光(わたなべ としみつ))

渡辺 俊光(わたなべ としみつ)、通称「ナベさん」、チューニングショップ「レーシングワタナベ」のオーナー

(C)次原隆二/NSP 1982

日産・フェアレディZ240ZG(HS30):渡辺俊光(カーナンバー7)
空力特性改善。変速機を商用車仕様のものに換装し、最高速度よりも加速性を重視。

「日産・フェアレディZ240ZG(HS30)」MODELER'S 1/43 メカドック ワタナベZ モデラーズ ver.

那智 渡(なち わたる):チューニングショップ「チャンプ」のオーナー

声 - 井上和彦
チューニングショップ「チャンプ」のオーナー。ロータリーエンジンを好み、マツダ・サバンナRX-7(SA22C型)のチューニングを得意とする。最初に風見と出会ったときはチューンの腕前・ドライビングテクニックとも風見を見下していたが、キャノンボールトライアルでのバトルを通じて風見を自身のライバルとして認める。

ゼロヨンGPで風見との互いの店の看板を賭けた勝負に敗れ、「チャンプ」を閉店してメカドックに加わるが、東日本サーキットGP終了後はメカドックを離れる。

ニヒルでプライドが高いが、一度口にしたことは守る男らしさを持つ。やや執念深い上に他人を見下す口調が多く、爽やかさに欠けるところがあるが、メカドック加入時には明るい一面も見せた。

原作のサーキットGP編では風見にフェアレディZを、アニメ版のゼロヨンGP編ではCR-Xを盗まれたメカドックに代替のCR-Xを提供した。
クールなイメージということで、声優の野沢那智をもとに名付けられた。

(出典:Wikipedia「よろしくメカドック」那智 渡(なち わたる))

那智 渡(なち わたる):チューニングショップ「チャンプ」のオーナー

(C)次原隆二/NSP 1982 版権許諾証 UB-212

マツダ・サバンナRX-7(SA22C)トリプルローター&トリプルターボ仕様:那智渡(カーナンバー3)

「マツダ・サバンナRX-7(SA22C)トリプルローター&トリプルターボ仕様」MODELER'S 1/43 メカドック チャンプ RX-7

テレビアニメ「よろしくメカドック」 第1話『青春チューニング』

テレビアニメ「マシンハヤブサ」(1976年4月2日から同年9月17日)

『マシンハヤブサ』はテレビアニメの題名。 1976年4月2日から同年9月17日までNET(現・テレビ朝日)系列で放映された。全21話。

ワイルド7で知られる望月三起也の原作。 望月自ら描いた漫画版は月刊少年ジャンプに連載されたが、剣は両親を失っていて佃煮屋を営む親戚に育てられたなど、アニメとは一部設定が異なっている。作品のテイストも特にアニメを意識してはおらず、掲載誌の関係で他の望月作品ほどのバイオレンス&エロス(お色気)描写はないものの望月らしいハードな描写がところどころ見て取れる内容となっている。
元々は本作ではなく、前番組『勇者ライディーン』の続編『続・ライディーン』が放送予定だったが、事情でお蔵入りとなり、急遽本作が制作された。

なお原作には望月とともに、永井豪作品のプランニングやプロデュースを手がけるダイナミック企画が名を連ねている。これはダイナミック企画が敵側=魔王エイハブ率いるブラックシャドーのキャラクター設定を手がけたためである。望月は主人公側=西音寺レーシングチームのキャラクター設定を担当。

“魔王”エイハブ・モビルディック率いる極悪非道のレースチーム、ブラックシャドウ。彼らに兄を「レース中の不幸な事故」の形で殺された西音寺レーシングチームの四輪レーサー・隼剣(はやぶさけん)は、チームの仲間達と共にエイハブの野望――四輪レース界掌握を阻止すべく過酷なレースに挑む。
(出典:Wikipedia「マシンハヤブサ」)

マシンハヤブサ

隼 剣(ケン)
声 - 曽我部和行
18歳。ウデは西園寺レーシングチームで一番。テクニックはやや荒削りな面があるものの、レーサーとしての天賦の野生的なカンを持つ。レーシングヘルメットは「隼」の頭部をイメージしたもの。父親の隼正義はV3エンジンの開発中に事故死、兄はレース中の事故で死亡(魔王エイハブの犠牲となっていた)、母親は図書館の司書。

岩田 鉄次(ガンテツ)
声 - 水鳥鉄夫
20歳。部屋では和服を着用。父親が武道家のためか古風な面がある。レーシングヘルメットは「虎」をイメージしたもの。ケン、カミカゼと並んでほぼ全レースに出場。

陸奥 悟郎(ムツ)
声 - 大竹宏
17歳。武者修行のために海外に出かけ、ひどい目にあったが、ハリケーン・ハリーに助けられた経験がある。レーシングヘルメットは「熊」をイメージしたもの。レースにはあまり出場しない。

神風 弘(カミカゼ)
声 - 山本圭子
17歳。日本一のレーサーをめざして上京。出身は奥谷村青草峠で、母親は農業をやっている。レーシングヘルメットは「犬」をイメージしたもの。ケン、ガンテツと並んでほぼ全レースに出場。

大和 新伍
声 - 矢田耕司 / 肝付兼太
チーム最年長で元ゼロ戦のパイロット。普段は整備を担当するが、自らマシンヤマトで出場することもある。愛称は「オヤジさん」。

西音寺 さくら
声 - 吉田理保子
16歳。西音寺博士の妹で担当は食事係。非常に気が強い。8話からはマシンさくらに乗って、皆のサポート役も兼ねる。

西音寺洋輔博士
声 - 永井一郎
隼剣の父、隼正義教授の強い影響で、自動車工学の世界に飛び込んだ。ハヤブサV3エンジンをスペックダウンしたV1、V2エンジンをはじめ、V4、V5エンジンを設計した。長髪に鼻髭、サングラス姿が定番で、工学博士というより、ロックミュージシャンといった風貌である。

流れ星の竜
声 - 若本規夫(当時・紀昭)
彗星のごとく登場した天才レーサーで剣のライバル、テクニックは剣をしのぐと言われている。
剣の人間的魅力に好感を持っており、剣も竜のフェアプレー精神を高く評価していた。
(出典:Wikipedia「マシンハヤブサ」)

マシンハヤブサの主要な登場人物

西音寺 さくら・西音寺洋輔博士・大和 新伍・陸奥 悟郎(ムツ)

オープニングテーマ - 「ダッシュ! マシンハヤブサ」 歌 - 水木一郎

マシンハヤブサの主要な登場マシン・メカニック

全長5.7m、全幅2.9m、重量650kg、前輪2輪、後輪2輪。双胴機のようにコックピットを左右のボディで繋いでいるのがデザイン上の特長である。

V1~V5のキャバリーエンジン(単発~5発のターボジェット型)を換装する事であらゆるレースに対応できる。ストーリー当初存在していたのはV1とV2だけでV3・4・5は開発中だった。バックミラーがない代わりに後方監視用のモニターカメラが付いている。カラーリングの基調はホワイト、カーゼッケンは1。

ハヤブサV1エンジン:サーキット用で逆噴射装置付。
ハヤブサV2エンジン:砂地等のオフロード用。
ハヤブサV3エンジン:隼剣の父で工学博士の正義が開発した、上り坂に強い高回転高トルクの画期的なエンジン。15000回転で最大パワーを発揮し、この時、ジェット噴射の色がエメラルドグリーンに変わる。なお、V3エンジンには不調域があり、13000回転に達すると、ジェット噴射の色が黒煙を含んだ赤い炎を噴射し、異常振動が発生する。この時点でエンジンの回転数を落とすとエンジンが爆発してしまう。
ハヤブサV4エンジン:ハンドルに連動して左右のエンジンが片側ずつ逆噴射するコーナリング性能重視のエンジン。4発のエンジンが互いに連動する関係で、バードストライク等により1発がエンストすると残りの3発も止まってしまうという欠点がある。ただしアニメでは描かれておらず、その後、改良された模様。
ハヤブサV5エンジン:V1からV4までの特性をすべて持たせたエンジン。アフターバーナー付きで、全開にすると路面の陥没や幅の狭い川などを飛び越えられる。
(出典:Wikipedia「マシンハヤブサ」)

マシンハヤブサ

マシンハヤブサはV1~V5のキャバリーエンジン(単発~5発のターボジェット型)を換装する事であらゆるレースに対応できる。

全長5.7m、全幅2.3m、重量570kg、前輪1輪、後輪4輪。5台の内、最も頑強なボディを持ち、多少の落石でもびくともしない。フロントカウルが鋭角的で、ラリーの際コース上の岩など障害物を砕く衝角になっている。短時間なら水中走行も可能。カラーリングの基調はレッド、カーゼッケンは3。
(出典:Wikipedia「マシンハヤブサ」)

マシンガンテツ

マシンガンテツ

全長4.5m、全幅2.2m、重量410kg、前輪2輪、後輪4輪。カラーリングの基調はブルー、カーゼッケンは2。ムツが主に後方スタッフとして動くことが多く、あまりレース出場の機会が無かったため、マシンとしても活躍せず。当時の児童向け雑誌や絵本等によると、水上水中走行に特化したマシンだったらしい。
(出典:Wikipedia「マシンハヤブサ」)

マシンムツ

全長4.5m、全幅2.1m、重量400kg、前輪2輪、後輪2輪。前後に2基の大型ローターを内蔵し、短時間のホバリングが可能な異色のマシン。ホバリング中の方向転換はできないため、航空機とはみなされない模様(その為人身事故を起こしてしまうエピソードがあった)。カラーリングの基調はグリーン、カーゼッケンは4。
(出典:Wikipedia「マシンハヤブサ」)

マシンカミカゼ

全長3.8m、全幅2.3m、重量320kg、前輪2輪、後輪2輪。異形デザインの多い本作登場の5台のマシンの中では、最も現実的な外観のマシンである。ただし、フロントカウル内にドリルを収納しており、地下を掘り進む機能を備えている。カラーリングの基調はオレンジ色、カーゼッケンは5。
(出典:Wikipedia「マシンハヤブサ」)

マシンヤマト

第8話から登場。自分も出場したがったさくら用にチームメンバーがよってたかって作ったが、補助的に持たせたはずの飛行性能が強力すぎて航空機と看做され、レギュレーション違反で結局レースに出られなくなった悲喜劇のマシン。その飛行性能を生かして、レース中のライブ映像を撮影したり、マシンハヤブサに空中から給油を行うなどの活躍を見せた。
(出典:Wikipedia「マシンハヤブサ」)

マシン「さくら号」

テレビアニメ「激走!ルーベンカイザー」(1977年10月10日から1978年2月6日)

『激走!ルーベンカイザー(げきそう ルーベンカイザー)』は、東映が制作し、ワコープロ(当時の社名は「和光プロダクション」)が制作に協力したテレビアニメ。1977年10月10日から1978年2月6日まで、テレビ朝日系にて放送された(放送枠:毎週月曜日19時~)。全17話。なお、企画時の仮題タイトルは「炎のF1フャイア スピリット」というタイトルだった。

キャラクター原案をモータースポーツマニアで知られるすがやみつるが担当、本田技研工業や鈴鹿サーキットの協力を仰ぐなど本格的なレース物を目指した。だが、本放送時裏番組が『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』だった事もあり視聴率が取れず、あえなく全17話で打ち切りとなった。
いわゆるスーパーカーブームを受けて、この1977年秋(10月初頭前後)にはカーレースアニメだけで『とびだせ!マシーン飛竜』『超スーパーカー ガッタイガー』『アローエンブレム グランプリの鷹』そして本作と4本も同時に放送され、文字通りの競争状態となったが、半年以上続いたのは『グランプリの鷹』だけで、残り3作は半年で放送終了した。
本作は田中真弓がアニメ声優にデビューした作品である。

F1ドライバーの速水俊介は日本グランプリのレース中、監督からの指示を無視してマシンをクラッシュさせてしまい、レース後にチームから解雇されてしまう。そこへ現れたのは俊介の父の旧友で「カイザー・チーム」の監督を務める嵐銀二郎であった。銀二郎は俊介の腕を見込みチームのドライバーとして加入させた。カイザー・チームが誇る高性能フォーミュラカー「ルーベンカイザー・フォーミュラー1」は、実は俊介の父であるゲオルグ・カイザー設計のマシンであった…。

「キャラクター:キャスト」
速水俊介(声:三ツ矢雄二)
嵐銀二郎(声:納谷悟郎)
ジョディ・コリンズ(声:市川治)
高木洋平(声:沢りつお)
高木涼子(声:高橋直子/田中真弓)
ナレーター(声:村越伊知郎)
(出典:Wikipedia「激走!ルーベンカイザー」)

激走!ルーベンカイザー

激走!ルーベンカイザーの登場マシン・メカニック

「ルーベンカイザー(ドイツ語表記:LübenKeizer)」はブランド名であり、オープニングに登場するフォーミュラ1が「ルーベンカイザー」という名前ではない。

トラクションを稼ぐ為に車軸を後部2軸にしている。ティレル・P34(1977年当時はタイレル・P34と呼ばれていた)と全く逆の外観となる。
(出典:Wikipedia「激走!ルーベンカイザー」)

「ルーベンカイザー(ドイツ語表記:LübenKeizer)」フューミュラー1

市販車の改造ではなく、最初からレーシングカーとして開発されたプロトタイプレーシングカー。
(出典:Wikipedia「激走!ルーベンカイザー」)

「ルーベンカイザー」K-3

セダン「バロック」をベースにしたもの。

「ルーベンカイザー」バロックフォーミュラ

「ルーベンカイザー」バロックフォーミュラ

スポーツカー「アバロ」をベースに、オーバーフェンダーやエアロパーツの装着によりレーシングカーとしてカスタマイズさせたもの。

「ルーベンカイザー」アバロレーシング

テレビアニメ「とびだせ!マシーン飛竜」(1977年(昭和52年)10月5日から1978年(昭和53年)3月29日)

『とびだせ!マシーン飛竜』(とびだせ!マシーンひりゅう)は、1977年(昭和52年)10月5日-1978年(昭和53年)3月29日まで、東京12チャンネルの水曜日19:30-20:00枠で放送された、東映・タツノコプロ制作のテレビアニメ。全21話。

いわゆるスーパーカーブームを受けて、この1977年秋(10月初頭前後)には、カーレースアニメだけで『激走!ルーベンカイザー』『超スーパーカー ガッタイガー』『アローエンブレム グランプリの鷹』そして本作と4本も同時に放映された。本作はその中でも唯一の、ギャグアニメとして制作された作品である。

なお、タツノコプロのプロデューサーの証言によると本作の監督には富野喜幸を起用する予定で、富野も一度は監督のオファーを受けてくれたものの、『無敵超人ザンボット3』の制作を理由に断られてしまったという。

リッキーたちの岬コンツェルンの飛竜チームとオッカナビッチたちのガッポリンコンツェルンのゼニゼニチームが珍レースの勝負を繰り広げる。
(出典:Wikipedia「とびだせ!マシーン飛竜」)

とびだせ!マシーン飛竜

風間力(かざま つとむ)
声:三橋洋一(〜8話)/古谷徹(9話〜)
飛竜チームの専属レーサー。通称「リッキー」。無名ながら卓越した運転技術の持ち主で、マシーン飛竜を操って世界のレースに参戦する。(イカリーヌ・ツンツンを除き)美女には滅法弱い。

岬ナナ(みさき ナナ)
声:黄蛾媚[こうがび]
岬会長の孫娘で、飛竜ダンバーの運転とメカニックを担当。チャーミングな外見の割にヤキモチ焼き。

岬チュウ太(みさき チュウた)
声:鈴木れい子
ナナの弟で、飛竜コプターに搭乗し、偵察やゼニゼニチームの妨害の邪魔を担当する。

ヒデキ
声:竜田直樹
岬家に飼われているチンパンジー。チュウ太と共に飛竜コプターに搭乗し、サポート役を務める。

岬会長(みさき かいちょう)
声:緒方賢一
岬コンツェルン会長。岬コンツェルンを世界に売り出すため、レースに参加する。レースの時には、ガッポリン会長と賭けをやるのが毎回のパターン。「〜だべさ」が口癖(桜田淳子のCMのパロディ)。

飛竜チーム「風間力(かざま つとむ)」「岬ナナ(みさき ナナ)」「岬チュウ太(みさき チュウた)」「ヒデキ」「岬会長(みさき かいちょう)」

岬ナナ(みさき ナナ)

オッカナビッチ
声:増岡弘
ゼニゼニチームの専属レーサー。ゼニゼニマシン1号を操り、あらゆる手段を使ってレースに勝とうとする。乱暴そうな外見の割に間抜けで、さらにイカリーヌには全く頭が上がらない。七五調で喋るのが癖。リッキーいわく「熊野郎」。名前の由来は「おっかなびっくり」より。

イカリーヌ
声:弥永和子
オッカナビッチの妻で、ゼニゼニマシン2号の運転と、1号の設計・製作の担当。凄い美貌とスタイルとは裏腹に、性格は冷酷で怒りっぽく、オッカナビッチが負けると必ずオシオキを仕掛ける。名前の由来は「怒り」より。

ツンツン
声:小宮和枝
オッカナビッチ夫妻の娘で、ゼニゼニマシン3号を操縦し、様々な妨害を仕掛ける。イカリーヌに似た美貌とスタイルの持ち主。
(出典:Wikipedia「とびだせ!マシーン飛竜」)

ゼニゼニチーム「オッカナビッチ」「イカリーヌ」「ツンツン」

優勝したリッキーとヒロイン岬ナナがイチャイチャするのを尻目に、オッカナビッチはイカリーヌにお仕置きされるのがタイムボカンシリーズ的なパタン。

ナターシャ(喋れるチャウチャウ犬)とツンツンにお仕置きされるオッカナビッチ

オープニング「とびだせ!マシーン飛竜」
歌:こおろぎ'73、作詞:加賀進、作曲・編曲:筒井広志

エンディング「やるぞわれらのゼニゼニチーム」
歌:こおろぎ'73、フィーリング・フリー、作詞:八手三郎、作曲・編曲:筒井広志

とびだせ!マシーン飛竜の主題歌パッケージ画像

飛竜チームのマシン

最高時速425km/h。エンジンはV8ターボエンジン。重量は1100kg。車体はカーボンファイバー製。

「飛竜4大メカ装備」

飛竜ジャンプ
後輪車軸を伸ばして後輪を広げ、前方の相手を大きくジャンプする技。

飛竜クラフト
車体両脇中央部のスラスターを垂直に曲げ、クラフトにする。海などの水上走行時に使用。

飛竜チェンソー
フロントからチェーンソーを出して、目の前の障害物を切り裂く。

飛竜キャタピラ
後輪2輪をベルトで包んで、キャタピラにする。氷上や荒れ地などの走行時に使用。
(出典:Wikipedia「とびだせ!マシーン飛竜」)

マシーン飛竜

飛竜チェンソーを出しているマシーン飛竜

チュウ太とヒデキが運転するヘリコプター。上空から偵察したり、ゼニゼニマシン3号の妨害を邪魔したりする。
(出典:Wikipedia「とびだせ!マシーン飛竜」)

飛竜コプター

ナナが運転するトランスポーター。マシーン飛竜と飛竜コプターを格納。
(出典:Wikipedia「とびだせ!マシーン飛竜」)

飛竜ダンパー

ゼニゼニチームのマシン

オッカナビッチが運転するレース用マシン。毎回壊れるので毎回違うマシン。勝つためには手段を選ばないので、様々な仕掛けが有る。

虎鮫号(とらざめごう)はサメをモチーフにしたマシン。毎回のオープニング映像にも登場している。他の車を壊しながら走る。

ゼニゼニマシン1号「虎鮫号(とらざめごう)(第1話)」

虎鮫号(第1話)
ケシトメールターボ(第2話)
ライオンギーニ(第3話)
ヒートシンジェリコ(第4話)
サソリーカー(第5話)
ホネホネギーニ(第6話)
スネーカー号(第7話)
ソリーズモービル(第8話)
名称不明(蛸型マシン)(第9話)
ブスタング(第10話)
ジョーズカー(第11話)
リュータツ(第12話)
ウクレレコルベット(第13話)
ラクダ亭迷惑号(第14話)
カメレオンカー(第15話)
イモリンカーン(第16話)
サイデッカー(第17話)
タートルメカ(第18話)
スカンク号(第19話)
ダチョウメカ(第20話)
火龍(第21話)
(出典:Wikipedia「とびだせ!マシーン飛竜」)

ゼニゼニマシン1号

イカリーヌとナターシャが乗るトランスポーターにして、大型ヘリコプター。1号と3号を格納。

ゼニゼニマシン2号

ゼニゼニマシン1号・ゼニゼニマシン2号・ゼニゼニマシン3号

ツンツンが運転するミニジェットヘリコプター。妨害が主。水中も移動可能。

ゼニゼニマシン3号

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