3年B組金八先生~第3シリーズ~

ストーリー
1988年10月10日から同年12月26日まで全12話を放送した3年B組金八先生~第3シリーズ~。
キャストの都合により、今までのシリーズの中では放送回数が少ない作品です。また、ストーリーは2学期の途中から学期末までを描いています。
キャッチコピーは『昭和六十三年度 三年B組 担任 坂本金八先生』です。

生活リズムの崩れが目立つ松ヶ崎中学校の生徒たち。3年B組の加藤敏治は毎日朝食を食べずに登校していました。ある日、加藤は保健室で牛乳を飲んでいるところを副担任の真野先生に見つかります。そして盗みを疑われる加藤。実は盗んだのではなく、加藤の体調を心配した養護の三上先生が用意していたものでした。
生徒の健康を心配した松ヶ崎中学校では、生活実態調査のアンケートを行います。朝食を食べない生徒は25%にものぼり学校全体で健康について改めて話し合い、快眠・快食・快便の大切さをどれほど大切なのか力説してくれます。
主な登場人物




主要生徒である山田裕子役の浦明子さんや水野君恵役の岸雅さんの写真は残念ながら見つけることができませんでした。
浦明子さんは3年B組金八先生後、一度映画に出演し芸能界からは遠ざかったそうです。
また、岸雅さんも芸能活動休止しダンスを教えているそうですよ。
第3シリーズの主題歌は武田鉄矢『声援』
第3シリーズの主題歌になったのは海援隊の『声援』です。
“がんばれ、がんばれ”という言葉が繰り返し使われており、まるで金八先生が背中を押してくれているように感じます。
“手さぐりしながら生きているあなたに僕は声援を送ります”の歌詞に勇気づけられますよね。

3年B組金八先生~第3シリーズ~の最終回ネタバレ
2学期の終業式を迎える3年B組の生徒たち。それぞれ悩みは尽きず葛藤していました。成績が気になり悪夢さえ見るようになった倉橋和幸。自分の成績が知りたいあまりに先生方に頼み回ります。翌朝、倉橋は職員室へ忍び込み成績表を盗み見ますが副担任の真野先生に目撃され逃げる際に足を捻挫してしまいます。倉橋は真野先生に突き飛ばされたと母親に嘘をつき教育委員会を巻き込むほどの大騒ぎに・・・。真相が明らかになっていきますが、倉橋はその責任を全て母親に押し付けようするのです。金八はそんな倉橋を叱咤し、また自信を失くした真野先生を一喝します。

その一方で、今まで保健室登校をしていた水野君恵にも大きな変化がありました。クラスメイトの山田裕子が転校すると耳にし、急いで3年B組へと向かいます。「転校しないで。私、一緒に卒業したい」と君恵が伝えると3年B組のみんなも一緒に卒業するんじゃなかったのか?と裕子を引き止めるのです。
君恵の行動で3年B組は裕子のことを考え、裕子も心を動かされていきました。母親と相談した裕子は転校しないことを君恵に伝えます。裕子は保健室登校の君恵に教室へおいでと誘ってくれます。そして今まで保健室登校だった君恵が3年B組の席に・・・。金八の目からは涙が。また、裕子が転校しなくていいことを知りさらに涙が溢れていました。
もう一度見たい懐かしのオープニング
3年B組金八先生のオープニングはシリーズごとに少し異なります。中でも第3シリーズのオープニングは、なんだかほっこりしますよね。金八が大森巡査の自転車を使ってスケボーに乗っている生徒を追いかける場面では、クスっと笑えてしまいます。
第3シリーズは出演者が豪華すぎる
改めて第3シリーズを見返してみると、出演者がとても豪華なんですよね~。
『ステキな金縛り』や『寄生獣』などに出演している有名な俳優、浅野忠信さんも第3シリーズで生徒役として出演しています。
また、元SMAPの森且行やV6の長野博なども出演していますよ。