【訃報】“虎ハンター”の異名を持つプロレスラー、小林邦昭さん死去。
初代タイガーマスクの日本人ライバルとして人気を博したプロレスラー、小林邦昭(こばやし くにあき)さんが9日、がんのため亡くなっていたことが明らかとなりました。68歳でした。
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小林さんは1956年1月11日、長野県小諸市出身。1972年に新日本プロレスに入門し、翌1973年にデビュー。80年代にはメキシコやアメリカでの武者修行を経て、“虎ハンター”の異名で初代タイガーマスクと抗争を展開し一躍有名になりました。NWAアメリカス・ヘビー級王座を獲得するなど、国際的にも活躍し、1987年にはIWGPジュニアヘビー級王座を獲得。また1989年には、獣神ライガーのデビュー戦の相手を務めました。1992年に大腸がん、そして1999年に肝臓がんが発覚し、手術を経て復帰。2000年に引退し、その後は新日本プロレス道場の管理人として、後進の育成に尽力していました。
小林邦昭さんの訃報に、追悼のコメントが続々と。
中邑真輔
世界最大団体WWEで活躍する中邑真輔は、自身のXにて「当時、道場の管理人になられた小林さんには自分を含め同期全員が道場でのイロハ、チャンコの作り方、時に稽古も…たくさんの事を教えていただきました。ご冥福をお祈りいたします。合掌」とコメントし、故人を偲んでいました。
佐山サトル
初代タイガーマスクの佐山サトル(66)は、ストロングスタイルプロレスを通じて「青春を共有した戦友 最高のライバル 思い出は沢山沢山あります。」などとコメントを発表しました。
前田日明
元プロレスラーの前田日明は自身のXにて、「入門当時、毎晩チャンコで吐きそうな自分を連れて通ったステーキ屋。『無理しても食べないと身体が持たないぞ!』確かにその通りでした」などと、小林さんとの生前の思い出を語っていました。
NJPW WORLD
テレビ朝日が運営する新日本プロレスの動画配信サービス「ニュージャパンワールド」の公式Xアカウントでも、小林さんの追悼コメントが掲載。「1982/10/26 闘魂シリーズ WWFジュニア・ヘビー級選手権試合 タイガーマスク vs 小林邦昭」など、生前の試合を無料で配信する旨を告知していました。
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