「私のあしながおじさん」とは?

「私のあしながおじさん」のあらすじ

舞台は1924年のアメリカ東部。とある小さな田舎町にあるジョングリア孤児院孤児院で育ったジュディ・アボットは、ジョン・スミスと名乗る紳士の援助を受けて、ハイスクールの名門校「リンカーン記念女子学院」へ進学できることになりました。援助へのお礼は、ジュディがあしながおじさんに「月に1回、手紙を書くこと」。
おっとりしていて親切なサリーや高飛車だけど純真なジュリアといったルームメイトともに、寮生活を楽しむジュディ。一方で自分が孤児院出身である事を皆に隠したままであることに悩んでいました。
さらにジュディは、ジュリアの叔父で青年実業家のジャーヴィスと恋に落ちますが、身分違いの叶わぬ恋だとあきらめてしまいます。
大学へ進学するサリーやジュリアのように自分も進学したいと思い、自立について苦悩し成長してゆくジュディ。
やがて卒業の日が近づいてきました・・・。
印象的なエピソード

第18話『感謝祭への招待状』

第22話 『窓に降る雪』

第39話 『過去からの卒業』
気になる最終回は?

マスター女子大学の文学部から合格の通知を受け、奨学金を受けながら大学に進学する事が決まったジュディ。卒業式の答辞で自分が孤児である事を宣言したジュディは自分を3年間援助してくれたあしながおじさんが、自分の一番愛したジャーヴィスだったと知ります。
それから4年後、ジュディはジャーヴィスとロックウィローの教会で結婚式を挙げ、あしながおじさんへの最後の手紙を書き綴るのでした。
「私のあしながおじさん」にまつわる話

第1話でハイスクールへ行けるようになったお礼を言おうと、孤児院の運営委員会の一人を追いかけるジュディ。、しかしヘッドライトに遮られシルエットしか見る事ができず、その人の影の足がとても長く見えたので、ジュディはその人をあしながおじさんと呼ぶ事にしました。「あしながおじさん」は本当に足が長い人というわけではなく、ジュディの名づけたあだ名なのです。
病気や災害・自殺などで親を亡くした孤児に奨学金・心のケアで支援する団体「あしなが育英会」は、あしながおじさんにちなんで名づけられました。歌手の平松愛理さん、女優の紺野美沙子さんなど意外な人がこの団体に関わって支援をしています。
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私のあしながおじさん(1) [DVD]

世界名作劇場・完結版 私のあしながおじさん

あしながおじさん (新潮文庫)
この作品は世界名作劇場では珍しく、月9ばりの恋愛要素とギャルゲのような学園生活が描かれてるのも面白いところです。
教育のため子供たちと見るもよし、ドラマを楽しむもよし、大人の男女共におすすめの作品です。