何が入っているとテンション上がった?懐かしのお弁当のおかず!

何が入っているとテンション上がった?懐かしのお弁当のおかず!

「キャラ弁」などというものは存在しなかった80年代、90年代。お弁当には何が入っていましたか?懐かしのおかずを挙げてみました。


「昭和弁当」が流行っている!

今、SNSで「昭和弁当」というキーワードが流行っているそうです。

その名の通り、昭和を思い出すようなお弁当。昔はお弁当を温めることもできなかったので冷めてもおいしいおかずというのが前提。

白いご飯に梅干し、鮭、卵焼きといった定番のおかずが入ったお弁当。色はちょっと茶色が多かったですね。今は様々なお弁当があるからこそ、ザ・お弁当というお弁当が懐かしいような、新しいような感覚なのでしょうね。

90年代は昭和ではないですが、80年代、90年代頃にお弁当に入っていたおかずを振り返っていきます。

やっぱり「卵焼き」

お弁当の好きなおかず、定番おかずといえばやはり卵焼きですよね。今でも定番おかずではあるのですが、今はハート形になっていたり、中に具材が入っていたり、ふわふわだったり様々なバリエーションがあります。

ですが昔の卵焼きは、いつも同じ形、いつも同じ味。そしてほぼ100%お弁当に入っていたのではないでしょうか。同じ定番でも今と昔ではちょっと違うような気がします。

たまに海苔と一緒に巻いていたり、かにかまが入っていたりするとそれだけでうれしかったですね。

ちなみに私はほぼ毎日卵焼きが入っていましたが、好きではなかったので自分の子供の弁当にはほとんど入れていません!

タコさんウインナー

そしてお弁当の定番その2。ウインナーです。今はウインナーのアレンジも様々ありますが、昔はタコか何もないか、たまーにカニでした。

なぜ、タコやカニが作られたのかというと昔のウインナーは赤かったからです。赤いウインナーができたのは昭和初期。昔は肉の質が悪く、色が悪くておいしそうに見えなかったため赤で着色したのがはじまりだそうです。赤いウインナーは日本ならではの商品でした。

最近では着色料などは抑える傾向にあるので、赤いウインナーはあまり見かけなくなりました。今でも販売されている商品もありますが、植物由来の色素などで色を付けているので昔ほど不健康ではなさそうです。

ちなみに、タコさんウインナーの足がうまく開かないという人も多いようですが、熱湯に10分ほどつけておくと均一に火が入り足が開きやすくなりますよ。

タコさんウインナーも今でも定番のおかずだそうです。可愛いからというより足の部分がカリカリになっているのが好きでした。

うさぎりんご

タコさんウインナーともう1つ定番のデコといえばうさぎりんごですよね。

カットしたリンゴの皮を残し、耳に見立てたりんご。デコ弁なんてなかった時代にはこの2つくらいしか可愛らしいものは入っていなかった気がします。

耳の部分から食べるのが好きでした。

イシイのミートボール

お弁当の定番のおかずに「イシイのミートボール」もありますよね。正式名称は石井の「おべんとうクン ミートボール」です。

「イシイくんがほしい」「ミートボールがほしい」というCMも鮮明に覚えています。

鶏肉でできたミートボールで、他のミートボールとは違う触感。甘い味付けで人気がありましたよね。値段も安く使い勝手がいいと発売当初から主婦層に人気があった商品です。

レトルト食品なので体に悪いというイメージがあるかもしれませんが、現在、石井のミートボールは無添加。無添加にしてからも改良を重ね、どんどんシンプルになっています。定番の商品でありながら時代に合わせて進化していっているんですね。

それでもお手頃価格は変わらないのはうれしいです。

ミートボールだけでなく「おべんとうクン ハンバーグ」もありますね。触感は似ていますがハンバーグはテリヤキ味でした。

カップグラタン

味の素のエビのカップグラタンは1991年に販売開始、現在も人気商品としてお弁当の定番になっています。比較的新しい商品のイメージでしたが30年以上続いているロングセラーですね。

この商品が出た時は画期的でしたよね。お弁当でグラタンが食べられるなんて!と感動したのを覚えています。この頃からお弁当のおかずのバリエーションが増え始めたのかもしれません。

今では定番になりつつある、カップで小分けになった冷凍食品というのはこの商品が最初だったそうです。子どもの好きなおかずの10位以内にグラタンがランクインしていて、なんとかお弁当に入れられないかということで商品化したそうです。

冷凍食品ですが入っていると嬉しいおかずでした。

チキチキボーン

お弁当の定番おかずにからあげがありますが、普通のから揚げとは一味違う、チキチキボーンも定番でしたよね。こちらは冷凍食品ではなく、チルド商品です。「チキ・チキ・ボーン」というCMのフレーズも懐かしいですね。

チキチキボーンは1987年に発売され、現在まで販売されています。発売以来変わらない製法で、11種類のスパイスが効いたフライドチキン。手羽先を使った骨付きタイプです。骨を出すのはちょっと恥ずかしかったりもしますが、それでも食べたいおいしさでした。

ちなみに、現在は骨付きの手羽先タイプだけでなく、鶏むね肉を使った骨なしタイプ、鶏皮チップス、チキチキボーンの素などの商品も生まれています。

昔の定番のおかずは今でも定番ではありますが、昔はバリエーションが少なかったので登場する頻度が今とは比べ物にならなかったです。その頃は飽き飽きしていましたが学生時代に戻ってまたお弁当を食べてみたい気持ちになりました。

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