NEC C&Cパビリオン
集英社館
【みどり館】
みどり会(三和グループ)のパビリオン。
テーマは「世紀を開くバイオテクノロジー」。
建物は、緑と白の球が重なり、細胞融合を表していた。
【燦鳥館(さんとりーかん)】
サントリーのパビリオン。
テーマは「鳥たちのいのち、私たちの明日」。
建物は、カテナリー曲線を天地替えしたドーム型。カテナリー曲線とは鎖の両端を持って吊り下げて生じる曲線である。
【健康・スポーツ館】
デサント・スズケン・大塚製薬3社のパビリオン。略称「健スポ館」。
テーマは「健康とスポーツを科学する」。
黄色の3棟の建物を間に立つ白い柱から伸びたワイヤーが支えるような建物だった。
【KDDテレコムランド】
国際電信電話のパビリオン。
テーマは「ふれあい・今グローバル」。
パラボラアンテナを持った通信衛星型のゴンドラを持った50度の傾斜角を持つ観覧車と、壁面に世界地図が書かれた建物があった。
【ハートピア・自然の美パビリオン】
三金会(第一勧銀グループ)のパビリオン。
テーマは「自然-造型の秘密」。
垂直に立つ円柱に屋根を立てかけたような形状の建物だった。
会期終了後、メイン会場跡地は工業団地(筑波西部工業団地)に転用され、Dブロック跡地には「科学万博記念公園」が設立された。
旧桜村(現つくば市)吾妻の第二会場は、翌1986年4月17日にメモリアル施設である「つくばエキスポセンター」として整備・開設され、現在に至っている。