劇場版『スラムダンク』が韓国でも大ヒット!!
日本を代表するバスケットボール漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」の最新映画「THE FIRST SLAM DUNK」が、韓国でも大ヒットを記録していることが明らかとなりました。
第一報はこちらです!
1990年から1996年にかけて、井上雄彦が週刊少年ジャンプで連載していた「スラムダンク」。全世界で1億1200万部を記録している同作ですが、韓国でも単行本を1500万部近く売り上げるなど爆発的なヒットを記録しました。そんな「スラムダンク」ですが、日本と韓国では少々内容が異なっています。
カン・ベクホ?ソン・テソプ?登場人物の名前が変更に!
「スラムダンク」が世界各国に輸出された90年代。韓国では日本文化の流入が厳しく制限されており、原作をそのままの形で輸出することが出来ませんでした。その結果、登場人物や地名は韓国風の名称に変更され、主人公・桜木花道は「カン・ベクホ」、宮城リョータは「ソン・テソプ」、流川楓は「ソ・テウン」、赤木剛憲は「チェ・チス」、三井寿は「チョン・デマン」、湘北高校は「サンブク高校」に。韓国内では変更された名前で親しまれていた模様です。

1998年に日本文化流入が一部解禁!北野武監督映画「HANA-BI」が公開される!!
日本の文化流入を厳しく制限していた韓国ですが、90年代後半になると徐々に解禁していく機運が高まり、1998年には当時の金大中大統領が「日本の大衆文化解禁の方針」を表明。その結果、1998年公開の北野武監督作品「HANA-BI」が日本映画解禁第1弾として韓国の劇場で一般公開されました。以後、徐々に解禁の範囲が拡大し、アニメやゲーム、CDなどが流通していくこととなります。

韓国での日本アニメ映画歴代1位「君の名は」超えなるか!?
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の韓国における観客動員数ですが、1月4日の公開開始からわずか2週間で100万人の大台を突破。記録をどこまで伸ばすかに注目が集まっています。なお、韓国における日本のアニメ映画の観客動員数は、1位の「君の名は」が367万人、2位の「ハウルの動く城」が301万人、3位の「鬼滅の刃」が215万人。果たしてスラムダンクはこれらの記録にどこまで迫るか、日本のファンとしても注目しておきたいところです!

映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式サイト
映画『THE FIRST SLAM DUNK』
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