マンガ「妖怪ハンター」の見どころ
なんと1974年からまだ不定期ながらも続いている、知る人ぞ知る傑作漫画です。
主人公は稗田礼二郎という考古学者。彼が体験する奇妙な事件の連作短編という形になっています。
しかしこの「奇妙な体験」というのが、他のオカルト漫画とは一線を画します。それは現存する日本最古の書物である『古事記』や古い伝承などに材をとった、あまりにも本格的な設定の内容なのです。
例えば第1話『黒い探究者』では「比留子古墳」というものが出てきますが、これは『古事記』に出てくる水蛭子に関係します。作中でも『古事記』からの引用があります。
また第3話『生命の樹』ではキリスト教、それも鎖国時代に日本の土着信仰と混ざり合ってしまった、現在では異端とされるキリスト教に題材をとっています。ここでは聖書の内容にまでふれ、スケールの大きな物語を堪能できます。
と、このように解説されると難しい印象を抱かれると思うのですが、「妖怪ハンター」はそれが娯楽作品として成り立っているところが凄いのです。
決して武器を手に戦うわけではないのですが、稗田礼二郎が体験する様々な怪異は、日本の妖怪や古史古伝好きな人ならかならずはまることでしょう。
日本だからこそ生まれたオカルト漫画を、ぜひお楽しみください!
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