梅沢 恭之介(うめざわ きょうのすけ)
麻薬の売人。かつては大衆演劇の女形もやっていたため、女装などの変装が得意。マトリ・黒崎と警察・葛城のダブルスパイをすることになってしまう。
葛城 彰斗(かつらぎ あきと)
広島県警刑事部銃器薬物対策課の刑事。マトリのスパイである梅沢と出会い、彼にマトリと警察のダブルスパイとなるように提案した。マトリ・黒崎とは何やら因縁がある様子。強烈な出世欲を持つ。
マンガ「マトリと狂犬 ―路地裏の男達―」の見どころ
梅沢は二重スパイ、時には女性に扮し、麻薬の売人もやらされる…忙しすぎます。そんな彼を追い詰める黒崎の眼力が凄い。マトリという仕事に懸ける執念と、壮絶な過去の記憶が彼を駆り立てている様です。「狂犬」と呼ばれ常に険しい表情の黒崎ですが、薬物被害で自死を選んだ女性に対面した時には泣き崩れます。メインストーリーと並行し、彼らの過去が明らかになっていきます。梅沢の生死と隣り合わせの生き方、麻薬に対して異常なまでの感情を持つ黒崎を理解できるようになるのかもしれません。
二人に比べたら飄々として余裕があるように見える葛城も絡み始めます。信頼などなく、お互いを利用することでしか関わらない三人の関係に今後変化は起こるのでしょうか。友情の様なものが生まれることをひそかに期待しつつ、映画を観ているような感覚の重厚サスペンス作品です。
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