兵藤 伊織(ひょうどう いおり)
真田家の家臣である兵藤家の娘。武芸の心得があり、武士の娘としての誇りと義を重んじている。葉隠の谷に隠れるが、あとを追ってきた民兵たちに襲われ、カクゴに助けられた。カクゴに好意を抱いているが、身分の差を感じている。
憐(れん)
動地一家のヤクザ者。行き倒れていた銀狐という女と結婚する。だが銀狐は伝説の英雄・吉備津彦命の矢に貫かれて石像にされてしまい、彼もまた釜茹での刑にされる。死んだときカクゴと同様に龍神に会い、熱釜の破片を取り込んで怨身忍者・震鬼として甦った。
六花(りっか)
飛州出羽国・初夜ノ森に暮らす、まつろわぬ民の末裔の少女。知り合った浪人の深見権九郎と共に暮らすようになるが、追ってきた覇府の武士たちに殺されてしまう。しかし凍った病樹をまとい、怨身忍者・雪鬼として甦った。
マンガ「衛府の七忍」の見どころ
山口貴由がチャンピオンREDで連載した、秋田書店でのいまのところの最後の作品となります。ちなみに2022年現在では、小学館のビッグコミックスペリオールに移籍して連載中。
ある意味、秋田書店での作品の集大成となっています。最初の主人公である葉隠の谷に住むカクゴとは、同作者の『覚悟のススメ』の主人公である葉隠覚悟。他にも覚悟の兄である葉隠散(はがくれはらら)も、波裸羅(はらら)という名前で登場。
山口貴由のファンであるなら、よりいっそう楽しめる作品となっています。
しかし、これまでの作品を読んでいなければわからない、ということはありません。架空の日本史を舞台にした、打倒徳川家康を目指す鬼たちの物語は、迫力があって面白いです。
「零鬼(れいき)編」、「震鬼(しんき)編」、「雪鬼(せっき)編」等に分かれていて、タイトル通りの「衛府の七忍」が揃うまで、本当にワクワクします。
また宮本武蔵や沖田総司など史実で有名な人物たちが登場するのもみどころのひとつ。
壮大な和風ファンタジーをお楽しみください!
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