秋になると観たくなる名作ドラマ「季節はずれの海岸物語」をプレイバック
名作ドラマは数多くあれど、海が寂しく見える秋になると片岡鶴太郎主演の「季節外れの海岸物語」を思い出すミドル世代は多いのではないでしょうか?事情がありDVD化されないこともあり、伝説のセンチメンタルドラマとして語り継がれている「季節外れの海岸物語」をプレイバックしてみましょう。
「季節はずれの海岸物語」とはどんなドラマ?
「季節はずれの海岸物語」とは、1988年~1994年に年1~2回の頻度で放送されていたスペシャルドラマ。
主人公は、湘南の海で喫茶店「QUE」を営む高村圭介(片岡鶴太郎)。
圭介は、どこまでもお人よしの優しい男。毎夏、海にやってくる女性に恋をするも、ひと夏の淡い恋で終わってしまう、まさに「湘南版の寅さん」的ストーリー。
また、圭介の周りには、学生時代からの友人で「QUE」でお手伝いをしてくれている女友達・徳子(可愛かずみ)。徳子は、毎夏切ない失恋を繰り返す圭介を温かく見守りながらも徐々に実直な圭介に惹かれていく。また、圭介の家の隣人で、いつもQUEに入り浸っている理恵(渡辺美奈代)の3人を中心に物語が進んでいった。
他にも、圭介の学生時代からの友人で徳子の元夫・春文に田代まさし、春文の弟分に寺門ジモンなど個性的なメンバーが顔を揃えていました。
通常のドラマ班ではなく、バラエティ班が作成していたこともあり、キャスティングがユニークだったと言われています。
登場人物は?
高村圭介(片岡鶴太郎)
このドラマの主人公。
湘南の海辺のカフェQUEのマスター。
お人よしの良い人で、いつも人の事を考えてしまうため、自分の幸せにはなかなかたどり着かない。
新井徳子(可愛かずみ)
圭介とは学生時代からの友人で、圭介の親友・春文と婚約している(後に離婚)。
圭介の営むQUEでお手伝いをしており、毎話圭介の恋を応援してきた。
徐々に実直な圭介に惹かれていく。
渡辺理恵(渡辺美奈代)
圭介のマンションの隣人。
圭介も妹のように可愛がっており、いつもQUEに入り浸っている。
圭介同様?恋多き女性でもある。
玉川春文(田代まさし)
圭介の大学時代からの親友(悪友?)。
女性にだらしなく婚約者だった徳子を激怒させていた。
1993年秋で、まさかの交通事故死という衝撃の去り方をした。
遠藤和彦(古尾谷雅人)
圭介の高校時代の友人。
基本はよき理解者だが、時に恋のライバルになる時も。