青江 ナギ(あおえ ナギ)
アイドルグループ「アクリル」のメンバー。20歳。似非森とは婚姻関係。
「病気の治療のため」という理由でアイドルの活動を休止し、田舎のコンビニでアルバイトをしているところで、令児に出会う。後日、「生きている理由も死にたい理由もない」と令児を心中に誘う。
秋山 朔子(あきやま さくこ)
令児の幼なじみ。紫葉女学院高等学校に通っている。実家の「秋山茶舗」に因んで、愛称はチャコ。
自身がハマっている「アクリル」を令児にも勧める。
令児と同様に、家族にも町にも絶望しており、東京の大学に進学することを望んでいる。
柴沢 由里(しばさわ ゆり)
令児の通う高校の教師。29歳。生徒からの愛称は「柴ちゃん先生」。卓球の元国体選手。
いつからか毎年同じことを教える教師としての仕事に苛立つようになり、何もない退屈な生活に麻痺していたが、ナギと心中しようとしていた令児を偶然発見し助けてしまう。令児に「助けて」と頼まれたことで不健全な使命感に目覚め、さらに令児と肉体関係を持った事で歪んだ恋愛感情と使命感の狭間で暴走していくようになる。
峰岸 玄(みねぎし げん)
令児とチャコの幼なじみ。有限会社峰岸建設の社長の息子。
幼なじみのチャコが虐められてるところを令児が助け、その後令児が攻撃されるようになるが、それを助けたのが玄。令児に貸しをつくり、パシリにしている。父親の会社は建設会社ではあるものの、実態は半ば暴力団体のようなもので、町でもかなり顔がきく模様である。自分は決して町を出ることが許されない事を悟っており、そのためか令児やチャコが町を出ようとしている素振りを見せると激怒する。特に令児には執着めいた感情を向けている。
マンガ「少年のアビス」の見どころ
「少年のアビス」の見どころは町に閉じ込められて深淵を漂う、主人公・令児の心情の変化ではないでしょうか。そしてもう一人、令児と出会ったアイドルの青江ナギの存在です。ミステリアスさに満ち溢れ、美しくもどこか危うげな青江ナギには不思議と惹きつけられて目が離せなくなってしまいます。そんな令児はナギと出会い、少しずつ気持ちが変化していきます。
また、小さな町に暮らす心に闇を抱えた登場人物たちがたくさん登場します。それぞれが抱えた悩みや苦しさが丁寧に描写されていています。読み進めるほどに衝撃を受けます。
ダークすぎる物語が広がっていきますが、暗くてリアリティのある作品が好きな人にはおすすめですよ!
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