長部 静子(おさべ せいこ)
静一の若々しく美しい母親。中学生になっても静一を溺愛しスキンシップをたやさず、キスすることもある。義姉やその息子との関りに不満を見せることはなかったが、親戚とのハイキングの際、大事故を起こす。
静一と吹石が親しくなるにつれ異常な嫉妬心をあらわにする。
吹石 由衣子(ふきいし ゆいこ)
静一と同じクラスの女子。ショートカットの活動的な性格で、静一に積極的に接近する。
三石 しげる(みついし しげる)
静一と同年代の従兄弟。静一をからかったり、山の崖でふざけたりとやんちゃなところがある。静一一家とのハイキングで事故に遭ってしまう。
マンガ「血の轍」の見どころ
御自身の作品について「すべて私小説の様な味わいがある」と語る押見修造先生が「親子関係」について描き切る覚悟で始めたという「血の轍」
静一は押見先生の思春期がかなり投影された人物だそうです。
美しい女性と幼い男の子が猫の死骸を観察するという巻頭から、マンガという枠に収まりきらない気迫と画力。
中学生男子の静一に、頬を赤らめ「抱きしめさせて」と迫る静子は読者もドキッとするほど色っぽく、母親ではなく一人の女。終止不穏な雰囲気を漂わせています。
コミック13巻からは大人になってもママの呪縛から逃れられない静一の姿が描かれ、読者も飲み込まれそうな虚無感。彼の行く末が心配で目が離せません。
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