天藍(てんらん)
美しい青い髪を持つ、品行方正な優等生。本名はヨナ。
貧しい母子家庭出身で、男三人兄弟の末っ子。
紅(くれない)
烏羽が慕う、深紅の髪を持つ先輩。烏羽に髪の手入れの仕方や、着物の着方などを教えてくれた。
資産家の息子である婚約者が幼いころから決められている。
ルカ
烏羽が母親と住んでいた山で出会った画家の青年。烏羽が色彩の子だと知り、通報した。
マンガ「極彩の家」の見どころ
産まれた時にわかる「色彩の子」。通常、人の髪と目は茶である国で、鮮やかな赤や、黄や青などの髪と目を持って生を得た子は、「極彩の家」と呼ばれる寺に預けられ、髪の色が茶になる青年期までの年月を共に過ごします。その髪は切ったとたんに顔料となり、国際的な画家や染師や陶芸家などの芸術作品に使われます。主人公は、中でも希少な黒を持った子。離れ離れになることを厭う母親にほぼ幽閉された状態で少年期を過ごし、自分のことも色彩の子のことも全く知らない状態で極彩の家に来たところから、物語は始まります。
彼らはその髪の色だけでなく、セクシャリティも特殊で、男でも女でもありません。長く伸ばした髪を結い、流し、凛としたたたずまいで教典を詠む姿はどちらにも寄らず美しい。性的にどちらでもない子たちが、人と出会い、言葉をかわし、触れ合うことで魂とともに寄りそうようすは、人間の根源的な願いのようにも見えます。
不思議なテイストのファンタジーですが、人間のピュアな部分が奏でる楽曲を聴くような、しみいるような作品だと思います。
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