ハディス・テオス・ラーヴェ
クレイトス王国の隣国ラーヴェの皇帝。竜の守護を受けており、竜帝とも呼ばれる。美形だが、怒りや威圧感で、周囲の人間が立っていられないほどの覇気を出す。竜神ラーヴェが守護神としてついている。もともとは王位継承からほど遠い王子だったが、竜神ラーヴェが唯一見えている王子であること、他の継承者がみな変死してしまったことから、呪われた皇帝と呼ばれている。
一方、求婚やら求愛やらには何やらこだわりというかこじらせ感があり、ジルとの婚姻や、あらかじめ少女用の衣類を用意していたあたりから、ジルからは幼女趣味を疑われている。
毒殺対策で自分で料理を作っていたら凝り出してしまい、王宮では三角巾にエプロンをつけ、絶品の料理やスイーツを作ってふるまっている。
ジェラルド・デア・クレイトス
クレイトス王国の王太子。フェイリスという体の弱い妹がおり、妹を溺愛しているシスコン。それを隠蔽するためにジルと婚約しようとする。
見た目は王子然としたやさしい風貌の眼鏡美形だが、陰湿で執念深い。
マンガ「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」の見どころ
なんというか、かっこいいです。竜帝ではなく主人公の10歳の少女ジルが。もう、10歳なのに、とか、幼女なのに、とか関係なく、かっこいい。こじらせ竜帝に再度プロポーズの時も潔いですし、戦いや騒ぎを鎮圧する際の状況把握、計略指示、相手を威圧し有利に戦機を切り開くさまはいかにも「軍神令嬢」で、本当に「男前」です。惚れちゃいます。そういう方向に振り切ったチートなキャラですが、その彼女と、なんか呪いとか嫁とか国民からの親愛とかに精神半分持ってかれちゃっているような不思議キャラの竜帝ハディス様と、この二人にしか見えないという白ヘビもとい竜神ラーヴェのトリオの会話はめっちゃ笑えるので、かっこいい戦闘シーンの高揚感とギャグシーンの脱力感を一気に味わえる、非常にお得感の高い作品だと思います！
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