深町尚哉(ふかまち なおや)
青和大学文学部の大学生。怪異現象が起きるとハイテンションになる高槻の「常識担当」として助手を引き受ける。8年前の出来事がきっかけで、他人の嘘を見抜く能力を持った(本人曰く「声が歪む」)せいで、周囲とは距離を置いている。甘いものが苦手。
佐々倉健司(ささくら けんじ)
高槻の幼馴染で、実家が近い。警視庁刑事部捜査一課・刑事。尚哉の第一印象は「でかい」。強面で体格が良い。彰良と同行機会が多いせいで甘いものを食べるようになった。
マンガ「准教授・高槻彰良の推察」の見どころ
怪異現象を扱うマンガとしては異色な作品です。「本当の」怪異かもしれない現象に遭った人間はほぼ主人公とその助手の二人だけであり、その謎については未だ解明されていません。
一方、怪異現象の情報を広く募り、その真偽の検証を行う高槻の推察は明確な理論と観察の上に成り立っており、尚哉の「嘘を声で見抜く」能力は、それを裏付けるだけで決定要素ではないのも潔いです。怪異現象が起こる、ということについて、なぜ起こるのか、どういう状況で起こるのか、起こる背景は何か、なぜそういう話は流布し定着するのか、それらがフィールドワークに由来する考察としてしっかり行われていて、高槻により語られる大学の授業の内容はとてもアカデミック。ゆるふわなイケメンのくせにどこか残念感のある高槻の神隠しの謎を追いながらも、都市伝説と呼ばれる現象の研究の一端が見られる、なかなか面白い趣向の作品ですよ。
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