Mercury Unit (PCM)
BIOSとOSが無償公開
SHARPの好意によりX68000のBIOSとOSが無償で公開されました。これによりX68000の実機がなくても、WINDOWSパソコンでもエミュレータをダウンロードしてX68000のソフトを動かすことが出来ます。
まとめ
NECのPC-98シリーズに挽回不能なまでに大きく差をつけられてしまったX68000シリーズ。ユーザーの間で熱望されていた次世代機は『X68030』というCPUの速度が向上しただけのものでした。ファンはガッカリしましたが、既に商業的には失敗に終わっていた状況なだけに、もはや開発費も掛けられない状況だったのでしょう。
その後、マクロソフトのOS『WINDOWSシリーズ』とPC/AT互換機がパソコン市場を席巻しました。現在ではハードの性能は飛躍的に向上し、多くの素晴らしいソフトウェアにも恵まれて、快適にインターネットを楽しめる便利な世の中になりましたが、X68000を使っていたあのときのようなワクワク感は薄れていったように思います。
このX68000は日本で最後の『夢の詰まったパソコン』だったと言えましょう。