伊藤 睦(いとう むつみ)
1歳半健診で発達の遅れを指摘され、その後自閉症と診断される。重度の知的障害も併せ持つ。
伊藤 充洋(いとう みつひろ)
ムーちゃんの父親。ムーちゃんの障害をなかなか認められなかった。現在は彩の子育てをサポートできている。
マンガ「ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘が教えてくれたこと~」の見どころ
自閉症の子を扱ったマンガでは2001年発行の「光とともに」という名作がありますが、今作のムーちゃんはあの光くんとはまた違った特性を持つ、自閉症のお子さんです。今作を読むと、障害を持つ子の親が味わう不安、周囲の無理解への怒りや諦念、環境の不備さなど、社会が抱えるべき問題が光くんの頃からあまり変わっていないことを改めて思い知らされます。
作者のみなと鈴さんは、自分自身が自閉症の娘の育児に気力、体力の限界を感じて、漫画家の継続を諦め育児に10年間専従したそうで、その積年の思いが今作にギュッと詰まっているのを感じます。
それでもなお、子育てには光があり、喜びがある。そのことを一番伝えたくて、今作を描いたのだろうと思わせてくれる救いが随所にあります。ムーちゃんのしぐさは可愛く、大変だなと思いつつもほほえましい。読むと涙とともに少し安堵し、やさしい気持ちになれる、新たな名作の誕生なのではないでしょうか。
もちろんAmazonでも「ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘が教えてくれたこと~」コミックを全巻大人買いが出来ます!
電子書籍もいいけど、紙のコミック派の方は、是非Amazonからのご購入をオススメします!Amazonなら配送サービスもあり、早ければ次の日にはお手元に届くことも!コミックで「ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘が教えてくれたこと~」を全巻読みたい方はAmazonをチェックしてみては??
※本記事は執筆時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。詳細は、各サービスの公式サイトをご確認ください。