パティ・スマイス&ドン・ヘンリー(1992年)
1980年代、アメリカのポップ・ロック・グループ「スキャンダル」のリードシンガーとしてデビューしヒットチャートを賑わせたパティ・スマイス。そんな彼女がソロシンガーとして大ヒットさせたのが元イーグルスのドン・ヘンリーとデュエットした「Sometimes Love Just Ain't Enough」(邦題:愛をこえて)でした。美しいメロディーと2人のハーモニーが何とも心地よい名曲なのですが、実はこれめちゃくちゃ重い失恋ソングなんです。一見すると結婚式にピッタリなラブソングのようにも聴こえてしまいますが……それにしてもドン・ヘンリーのハスキーボイスはいつ聴いても惹かれるものがありますよね。「セクシーな声」とはまさに彼のこと!とても大人でアーティスティックな共演でした。
「Sometimes Love Just Ain't Enough」は、パティ・スマイス2枚目のソロアルバム『パティ・スマイス』からのシングルカット曲です。同曲はビルボードチャートの第2位まで上昇する大ヒットを記録し、彼女のキャリアを大いに飛躍させました。ちなみにこのアルバムのプロデューサーは、ブルース・スプリングスティーンのキーボード奏者としても知られるロイ・ビタン。
マイケル・ジャクソン&ジャネット・ジャクソン(1995年)
マイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンの共演も90年代を代表するハイライトの1つです。実の兄と妹でありながらお互いがエンターテイメント界のスーパースターであるという特殊な関係性を持つ2人。デュエットソング「スクリーム」はそんな彼らの共同作品であり、当時人生最大のピンチに陥っていたマイケルの心の叫びが描かれています。そんな兄の想いに寄り添い、支えるジャネット。家族という固い絆を武器にメッセージ性の強い楽曲へと仕上げました。
「スクリーム」はマイケル・ジャクソンの『HIStory』アルバムからの先行シングル。そして「史上最も費用のかかったPV」としてギネス・ワールド・レコーズにも認定されています。全てがスケールの大きなコラボレーションでしたが、本音を言えばもっとたくさんの「兄・妹」共演が見てみたかったですね……「怒り」ではなく「ハッピー」な音楽で。
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