アズール・セス・フォルトナ
フォルトナ国第二王子。灰金色の瞳を持つ。ガルガダに嫁ぐことになったアリシャを星離宮から王宮に連れてくる途中、アリシャ姫の乗った馬車が崖下に転落し、身代わりとしてニナを連れてくる。三か月間アリシャ姫の教育係を務める。
実は本人もまた、4歳で事故死した本物のアズールに成り代わった別人。王子の死を隠すために連れてこられ、十年間太上皇のもとで「この国のために生き、尽くす。決して何かを望んだり欲したりしてはならない」と厳しく教育され、13歳の頃には臣下から大きく期待され、17歳で連隊を率いるほどにまでの聡明さを持つ。しかし現王妃にムフルムが生まれたことで自身の存在意義を見失っている。当初ニナのことはいずれ死なせるだけの人形ととらえていたが、ニナのことは初めて欲しいと思い、アリシャ姫の婚姻を白紙にできないか奔走する。
太上皇(たいじょうこう)
現王の祖父、アズール、アリシャ、ムフルムの曽祖父にあたる。徒歩で半日ほどの距離にある赤い屋根の離宮で暮らしている。十年前は普通に歩けていたが、現在は腐毒のために両足が不自由になり、寝所との往復ができる程度。
本物のアズールの死後に連れてこられた現在のアズールを十年間離宮で育て、この国のために生きるように教育する。アズールを救いたいと嘆願に来たニナの振る舞いから、アリシャ姫ではないと見抜き、地下牢に入れるが、元々劣悪な環境で生きてきたニナにはまったく効果がなく、また自身の命よりもアズールなど入れ替わりの事実を知る者の命を優先する姿を見て、「”アリシャ”であればフォルトナを救える」とニナを導く。ニナのことを「紛い物で特異だからこそアズールを動かす風になる」と評し、ニナの力になる。
セト
ガルガダの第一王子。弟にヨル、トート、ビドーがおり、四人で王位を争っている。冷酷な物言いと振る舞いから恐れられ、心を許しているのはニナという名の鳥のみ。他国から人質として多くの姫を花嫁候補に迎え、自分を殺させようと仕向け、実行した場合は報復としてその国を滅ぼしていたが、ニナにそれを見抜かれる。ニナも他の姫と同じだととらえていたが、次第に何かが違うと考えるようになる。
マンガ「星降る王国のニナ」の見どころ
まだ連載中のマンガですが、いまだに解き明かされていない部分があり、その謎が物語を引っ張る牽引力になっています。特に1巻の冒頭、ニナが処刑されるシーンでつぶやく「同じ人に二度、殺される」というモノローグはとても気になる。その目線の向こうにはアズールがいます。
アズールとセトという二人のイケメン王子に囲まれたニナですが、ただの恋愛ものではないところに、この作品のファンタジーの醍醐味があります。衣装もちょっと大陸風というか、中央アジア的なテイストが美しく、また国ごとに雰囲気が変わるのも注目ポイントですよ。
もちろんAmazonでも「星降る王国のニナ」コミックを全巻大人買いが出来ます!
電子書籍もいいけど、紙のコミック派の方は、是非Amazonからのご購入をオススメします!Amazonなら配送サービスもあり、早ければ次の日にはお手元に届くことも!コミックで「星降る王国のニナ」を全巻読みたい方はAmazonをチェックしてみては??
星降る王国のニナ(8) (BE LOVE KC) | リカチ |本 | 通販 | Amazon
※本記事は執筆時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。詳細は、各サービスの公式サイトをご確認ください。