岡本綾のプロフィール

まずは岡本綾さんのプロフィールからご紹介します。
本名:岡本綾(おかもとあや)
生年月日:1982年12月9日
出身地:東京都
出身は東京都ですが、事故でお父さんを亡くした岡本綾さんは、小学校高学年から中学校まで母親の実家のある福島県いわき市で過ごしています。
辛い過去を持つ岡本綾さんですが、明るさを失わずに中学校時代は放送部の副部長も務めていました。
芸能界入りのきっかけは、1991年公開の映画「陽炎」に初出演しています。
学校の怪談

1990年代は子供向けのホラーがブームでした。
「学校の怪談」や「地獄先生ぬ~べ~」など、学校を舞台にしたアニメやドラマが多く製作されて、一世を風靡しました。
「トイレの花子さん」や「てけてけ」など恐怖系の都市伝説も多かったです。
映画「学校の怪談」はシリーズで4作製作されて、岡本綾さんは1作目に出演していました。
使われていない木造校舎に入り込んでしまった子供たち。
用務員さんの亡霊や、妖怪たちに襲われて逃げ惑う絶叫系のホラーですが、妖怪たちもどこかユーモラスです。
岡本綾さんは、木造校舎に迷い込んだ子供たちの前に突然現れた美少女として登場しました。
美少女の岡本綾さんにほのかな恋心を抱く男子もいたり、嫌われていた転校生の女の子が力を合わせて脱出する中で他の子供たちと仲良くなったり…。
どこかノスタルジックで、アットホームな雰囲気の映画です。
そして最後に明らかになった岡本綾さんの正体にしんみりとしたり…。
美少女時代の岡本綾さんが堪能できる映画です!
ちなみに「学校の怪談2」では、岸田今日子さんが妖怪になってしまう校長先生役で出演しています。
大女優なのに、妖怪役を引き受ける岸田今日子さんの女優魂が素晴らしいと思いましたね。
朝ドラ「オードリー」のヒロイン
NHK連続テレビ小説「オードリー」は、2000年の作品で産みの母と、母変わりの二人の母(賀来千香子・大竹しのぶ)を持ち、映画に心血を注ぐ美月役を好演しています。
恋人役で長嶋一茂が共演し、佐々木蔵之介や堺雅人など後のスターとなる俳優たちも出演していて、なかなか豪華なキャストでした。
美月は脚本を書いた人気脚本家の大石静自身がモデルで、鳴り物入りでスタートしましたが、視聴率は奮いませんでした。
美月は良い子で、2人の母に気を遣う癖のない性格だったために、ストーリーが単調に思えてしまったのかもしれません。
また前年の竹内結子主演の連ドラ「あすか」が、人気が高かったために埋もれてしまった感もあります。
主題歌の「Reach for the skyは当時話題の新人だった、倉木麻衣が歌っています。
岡本綾の現在は?
朝ドラのヒロインを務めた岡本綾さんは、その後も映画やドラマで活躍をつづけました。
2002年の映画「おぎゃあ」で初出演を果たしたのです。
2004年の映画「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」
2005年の映画「メタセコイヤの木の下で」
2006年の映画「地下鉄(メトロ)に乗って」
2007年の映画「天国は待ってくれる」で次々にヒロイン役として出演しています。
そんな大女優への道を進んでいた岡本綾さんに、あるスキャンダルが持ち上がったのは2006年のことでした。
竹内結子さんと夫婦関係にあった中村獅童さんが、2006年に飲酒運転を起こしてしまいます。
その時に岡本綾さんが同乗していたのではないか?という疑惑が持ち上がってしまいました。
本当だとすれば中村獅童さんは、既婚者ですから不倫になってしまいます。
しかも飲酒運転ということで、岡本綾さんのイメージまで悪くなってしまったのでした。
そして翌2007年に、無期限の休養に入ってしまいました。
現在は「一般人の男性と結婚してオーストラリアに住んでいて子供もいる」という噂が流れていましたが、情報源がTwitterのみなので真偽はわかりません。
ただ不倫相手の中村獅童さんは、歌舞伎界に守られて安泰な人生を送っていることを考えると、岡本綾さんだけが干されてしまうのは気の毒に思います。
女優さんとして復帰して欲しい気もしますが、幸せな私生活を守って欲しいようにも思いますね。
まとめ
今回は「映画「学校の怪談」に謎の美少女役で出演した岡本綾の活躍と現在は?」についてご紹介しました。
短い芸能活動でしたが、鮮烈な印象を残した岡本綾さん。
またスクリーンで観られる日がくることを期待したいです!