月刊ゲーメスト
当時、アーケードゲームを専門に扱った唯一の雑誌ゲーメスト。どのような経緯でこの雑誌が誕生したのでしょうか。
紙面の特徴
全体的にハイテンションな印象でしたね。ゲームの紹介や攻略も独特のノリがあったと言いますか、「ここは気合で抜けろ」とか、まったく攻略の体をなしていない記事があったりしましたが、しかしそういうノリもまた面白くて、特にやっていないゲームなのにその攻略記事を読んだりしていました。
ハイスコア集計
一地方プレイヤーとしては遠い世界の出来事でしたが、当時最新の話題のゲームから古いゲームまで凄まじいハイスコアで埋め尽くされていて、毎月羨望の眼差しでチェックしていました。
ゲーメスト出典の用語
今でも普通に使う用語ばかりですね。格ゲープレイヤーにとって『めくり』や『大パンチ』などは超有名ですが、その他はゲーメストが発祥だったということを知らなかったものばかりでした。
ゲーメスト大賞
ゲーメスト大賞 歴代一位
1987 第1回 ダライアス
1988 第2回 グラディウスII -GOFERの野望-
1989 第3回 テトリス
1990 第4回 ファイナルファイト
1991 第5回 ストリートファイターII -The World Warrior-
1992 第6回 ストリートファイターII'(ダッシュ) -CHAMPION EDITION-
1993 第7回 サムライスピリッツ
1994 第8回 ザ・キング・オブ・ファイターズ'94
1995 第9回 バーチャファイター2
1996 第10回 ストリートファイターZERO2
1997 第11回 ヴァンパイアセイヴァー
1998 第12回 サイキックフォース2012
第5回(1991)のストリートファイター2以降が全て格闘ゲームというのが印象的です。
読者投稿コーナー『アイランド』
あやしげな広告漫画
テクナートは地球を救う
漫画の連載
ストリートファイターZERO
ゲーメストといえば『誤植』、『誤植』といえばゲーメスト
いまだ世に語り継がれる、数多くの伝説的な誤植を排出した月刊ゲーメスト。その代表的なものをピックアップしてみました。
インド人を右に
ザンギュラのスーパーウリアッ上
確かみてみろ
餓死伝説2
超必殺技の技名とコマンド
と見せかけて、翌月号にさらなる訂正が
ゲーメストの誤植はまだまだ存在します。
そして突然の倒産
最後の最後で盛大な誤植をやらかしてしまいましたね……
あまりにも突然のことで、次号が本当に発売されないのか書店へ行き確かみてみた人も多かったのではないでしょうか。