カラオケで熱唱してた尾崎豊の世界
尾崎豊。80年代、若者たちは彼の歌詞に、魂に憧れ、カリスマとして崇めていた。カラオケボックスでは、まるで自分が尾崎になったかのように酔いしれている熱唱がこだましていた。
今、改めて聴いても、歌っても胸アツになるカラオケで熱唱していた尾崎豊の世界をプレイバックしてみましょう。
卒業 - GRADUATION
その名の通り、卒業シーズンの定番ソング。
カラオケの締めでみんなで合唱したり、今、思うとあの歌っている瞬間こそ青春だったように思えてきます。
「夜の校舎窓ガラス壊してまわった」とか、昭和の不良の象徴的な歌詞が泣ける。
I LOVE YOU
尾崎ファンでなくとも知っている尾崎豊の代表的ソング。
まさに自分に酔いしれるNo,1曲で、なかにはギターを持ち込んで弾き語りする強者もいたりして。
イケメンや歌ウマだと女子からも評判が良いが…
I LOVE YOU (尾崎豊の曲) - Wikipedia
十七歳の地図
熱唱系の歌が多い中、カラオケでもみんなで盛り上がるアップテンポな曲。
肺活量を相当必要として、終わりには酸欠状態に(笑)
カラオケボックスで汗びっしょりになり熱唱していたものです。
COOKIE
クッキーを何に例えているのか、当時も熱く語っていたりして。
今、歌詞を改めて見てみると、今の社会情勢を言い当てている気がするのは私だけでしょうか…
FORGET-ME-NOT
レコーディングでも唯一、この曲のみ正装して臨んだと言われており、「FORGET-ME-NOT=僕を忘れないで」という意味から、自分の運命を分かっていたのではないかとまで言われている。
優しく繊細な歌ですね。
Forget-me-not (尾崎豊の曲) - Wikipedia
OH MY LITTLE GIRL
尾崎の死後、ドラマの主題歌にも起用され、メジャーになった曲。
彼女と付き合いたての彼氏が、自分に酔いしれて彼女に熱唱している人もいたものだ。
シェリー
セカンドアルバム「回帰線」のアルバム曲ながら、尾崎ファンの中では特別な曲で、この曲だけはカラオケでは歌わない、聴かない、尾崎の声だけが良いと、席を立つような人もいた。
僕が僕であるために
自分に酔いしれると言えば、やはりこの曲でしょう。
若者特有の虚無感のようなものを爆発されることができ、歌詞に共感を覚える人も多かった。
後に、Mr.childrenもカバーして、尾崎世代以外にも知られるように。桜井和寿も尾崎世代なのかもしれませんね。
15の夜
尾崎豊のデビューソング。
「盗んだバイクで走りだす~」なんて規制、規制と何かと厳しい今だったら発売すらできなそうな曲。
ティーンエージャーという多感で繊細な頃、この曲1曲だけでも若者たちの心を鷲掴みにした。
15の夜 - Wikipedia
Scrambling Rock'n' Roll
「自由になりたくないかい」→YEAH!!
「熱くなりたくはないかい」→YEAH!!
と、カラオケボックスがライブ会場となり、みんなが一つになった。
アップテンポでみんなで盛り上がる一曲。
この曲の舞台となっている渋谷のスクランブル交差点は、今や外国人の観光スポットになるなんて尾崎も想像できないでしょう。
いかがでしたでしょうか?やはり音楽って不思議なもので、曲を聴いただけで、一瞬にしてタイムスリップしてしまう魔法みたいなものですよね。
尾崎の歌詞の今の若者が見たらどう思うのでしょうか?