吉田君って何なん?
牛の吉田君とは、千葉県東金市出身の動物タレント(動物タレントの草分け的存在)で1980年代『オレたちひょうきん族』でビートたけしさんが、吉田という姓が「牛だ」と似ていると発言した事から、スタッフを通じて、千葉県東金市の酪農家(ここの飼い主が、吉田君のお父さんとして『ひょうきん族』にも登場した)を介しテレビ出演していた牛の事です。
ひょうきん族
『ひょうきん族』では、飼い主のお父さんも登場し、ギャグとして谷啓さんの「ガチョーン」を披露した上で常に繰り返すパターンでした💦
実は吉田君は2頭いた!

※画像はイメージで初代吉田君ではありません。
吉田君は実は2頭いて、最初の吉田君は1回目のみ出演で出演後にお父さんが、売ってしまった為、2回目以降は見栄えのいい牛を起用したそうで、皆さんが知っている「吉田君」は2代目吉田君だったのです。
「吉田君」はブームにのり『ひょうきん族』をはじめ『ドリフ大爆笑』にも出演何かにも出演していました。
あまりの人気から吉田君は、吉田君のお父さんの下から湘南動物プロダクション(現:市原ぞうの国、2代目法人とは別会社)に移籍されています。
CM出演
吉田君1982年には、「日刊アルバイトニュース」のCMに抜擢され、斎藤慶子さん、蟹江敬三さんらと共演もされています。
少年隊とも共演
吉田君はメスで本名はナナだった!
吉田君の名前から雄牛と思われていますが、実はメス牛で3頭の子牛を産んでいます。
ただ、いずれも雄牛だったため、食肉肥育用に出荷され子孫はできなかった様ですね。
1990年あの人に逢いたいに登場
その後の吉田君とお父さんは?
吉田君死亡
1980年代バラエティ番組等で活躍していた吉田君ですが、1990年に23歳で老衰で息を引き取り亡くなりました。
この最期を看取った獣医師は「寿命を全うして亡くなる牛を、初めて見た」とコメントされています。
現在は千葉県市原市の市原ぞうの国の園内に埋葬されています。
吉田君のお父さん
また飼い主の「吉田君のお父さん」こと安川勝司さんも2002年4月28日に他界されたそうです。
稼ぎ頭の動物タレント
市原ぞうの国の経営者である坂本小百合さん(映画『星になった少年』のモデルとなった坂本哲夢の母)の話によると、吉田君は1980年代当時自社での稼ぎ頭の動物タレントだったと言います。
市原ぞうの国・サユリワールド/アニマルワンダーリゾウト
最後に・・・。
牛の吉田君&吉田君のお父さんこと安川勝司さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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