2004年にTOKONA-Xが亡くなった後は、BOSS THE MCがライブ中に「TOKONA-X REST IN PEACE」と発するなどしています。
また、2016年にはTOKONA-Xの盟友であったDJ RYOのアルバムに、BOSS THE MCが参加することに。楽曲はなんと生前のTOKONA-Xの声を活かした内容で、タイトルは「TOKONA-X『OUTRO feat. ILL-BOSSTINO』」。
抒情的なメロディに乗せて、BOSS THE MCによる「俺等はDISから始まった」「終わりから始まるってこともある 実はそこからが本番 死後のロマン」「すべてのラッパー お前から学ぶのさ」と終始、故人への敬意を感じるリリックが並び、そこにTOKONA-Xの豪快なラップが融合した尊い一曲に仕上がっています。
また、同年にBOSS THE MCは公式サイトで「このまま墓場まで持っていこうと思っていたが、この機会に憶えている全てを話そう。」として、ビーフ当時の真実を赤裸々に語っています。そこではビーフ後にもお互いのライブへ足を運んでいたことやTOKONA-Xが亡くなった1ヶ月後に線香をあげに行ったことなどが綴られています。
そして、ビーフ当時を振り返り「相変わらず巷では悪意を伴った作り話が騒いでいた。俺は土下座なんかしちゃいない。」とも語っており、BOSS THE MCも深く傷ついていた様子が伝わってくる文章となっています。
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