TOKIO:24回
TOKIOは1994年9月にデビュー。その年の紅白歌合戦に出場しました。デビューから3か月10日で紅白出場というのは当時の最短記録でした(現在は更新されています)。
その後毎年出場し続け、2017年まで24回連続で出演しました。この記録はなかなか破られないでしょうね。長瀬智也さんなどは「人生の半分以上紅白に出ている」と話されていたのが印象的でした。
TOKIOは盛り上げ隊として登場することが多く、序盤から中盤の登場が多かったです。2004年にはトップバッターも務めましたよ。
2018年に山口さんが脱退して以来、音楽活動をされていないので紅白にも出場しなくなってしまいました。現在は3人なので今後も出場というのは難しいかもしれませんね。いつか司会などで登場してくれるのではないかと期待しています。
SMAP:23回
SMAPもデビューした1991年から紅白歌合戦に出場し続けてきました(ちなみにSMAPのデビューも9月)。
2000年までは毎年出場していたのですが、2001年、2004年、2016年は楽曲のリリースがなかったなどの理由から辞退されています。2016年の大みそかに解散されたため、出演回数は全23回となりました。
はじめは序盤に登場することが多かったですが2003年に大トリ。グループが大トリを飾ったのはこの時が初めて。ポップスで締めくくったのも初めてでした。その後はポップスがトリを飾ること多くなってきたのでSMAPが紅白の歴史を変えたといっても過言ではないでしょう。
SMAPは2021年現在、トップバッターと大トリの両方を経験した唯一のアーティストです。
中居正広さんは計6回司会も務めています。
嵐:12回
続いては嵐。ですがグッと回数は減って12回です。現在はジャニーズから5組ほど出場することもありますが、長年SMAPとTOKIOだけという時代も続いていましたよね。嵐が初登場したのはデビュー10周年の2009年なのでブレイクしてから出場したことになります。2020年まで12回連続で出場しました。
2020年大みそかをもって活動休止をしているので、2020年はライブ会場からの中継となりました。
2010年から2014年まではメンバー全員で司会。2016年は相場さん、2017年は二宮さん、2018年、2019年は櫻井さんがつとめています。
歌う順番も後半になってきて、大トリも2度飾りました。SMAPからの世代交代という感じで
したが嵐も活動休止してしまったので今後の紅白は誰が担っていくのでしょうね。
近藤真彦:10回
1980年にデビューした近藤真彦さんは、1981年に初登場。初登場にしてトップバッターでした。曲は「ギンギラギンにさりげなく」です。
その後8年連続で出場しましたが、しばらく出場がなく、1996年に再び登場して「ミッドナイトシャッフル」を歌いました。その後、2015年にデビュー35周年ということで出場「ギンギラギンにさりげなく」で白組のトリを飾っています。デビュー〇周年の記念に出場するというパターンはジャニーズタレントだけでなく他のアーティストでも結構多いんですよね。
今やジャニーズの最年長タレントの近藤真彦さんの登場で、出演していたジャニーズタレントたちは気が締まったことでしょう。今後もまた何かの節目に登場されるかもしれませんね。
10回:関ジャニ∞
関ジャニ∞はデビュー8周年の2012年から2021年まで10回連続で出場されています。近藤真彦さんと出演回数が並びましたね。上位の中で2021年も出場されているのは関ジャニ∞だけなので、今後もう少し上位に行くかもしれません。
2018年に渋谷さん、2019年に錦戸さんの脱退がありましたが、変わらず出場されています。関ジャニ∞は明るい楽曲が多いので序盤から中盤に登場することが多いですね。メドレーやアップテンポな曲で会場を盛り上げています。
トップバッターや前半のトリ、後半のトップバッターという位置が多いです。どちらかというとTOKIOと同じポジションという感じですね。他の歌手の応援にも積極的に参加されていました。
出演なし・出場回数の少ないアーティスト
デビューから毎年出場し続けているアーティストがいる一方、全く紅白に出演していないというグループもいます。
現在活動されているグループですと、NEWS、A.B.C-Z、ジャニーズWESTが挙げられます。NEWSはメンバーの脱退が多かったので出場するタイミングを逃してしまったのではないかな、という感じがします。
A.B.C-Z、ジャニーズWESTはこのまま活動し続けていれば〇周年の節目に出場できるのではないでしょうか。
ちなみに、kinkikidはデビュー20周年の年に一度出場したのみ。KAT-TUNもデビュー20周年の2021年に初出場となりました。
V6は2014年から2016年まで3回出場していますが、25年の歴史があったのに少ないですよね。
嵐や関ジャニ∞のようにアニバーサリーイヤーに初出場しそこから連続で出場というのは珍しいケースのようです。グループも増え、どのグループが出場できるのか読めませんが毎年楽しみですよね。