09 : As if in a dream
10 : 失われた眺め(通常盤に収録)
11 : Floods of tears(single version)(10th Anniversary Editionに収録)
12 : 夜想花(10th Anniversary Editionに収録)
13 : 予感(10th Anniversary Editionに収録)
ヴィジュアル系史における紛うことなき名盤「DUNE」!!
デンジャークルーに移籍した頃あたりからL'Arc-en-Cielは、黒服系バンドの
一群に埋もれてしまいそうな当初のヴィジュアルイメージから脱却しはじめました。
純白の衣装を纏ったhydeの汚れなき少女を思わせるルックス。
後の音楽性を予感させるようなフォークロアチックなスタイル。
そういったヴィジュアルイメージは「DUNE」が描く世界観を助長し、黒服を纏い
ダークな世界観を打ち出すバンドが主流であったシーンの中でL'Arc-en-Cielの存在を
確固たるものにしました。
サウンド面においても、DEAD ENDをはじめとした先人達の影響は随所に
感じられるものの、ただの模倣では終わっていません。
ルーツであるUKロックのテイストや、トランス系バンドに通ずるような民族音楽、
プログレ的なアプローチを盛り込んだサウンドに、風景を切り取ったような
異国情緒を漂わせる詩世界を歌謡曲的なメロディーにのせ情念たっぷりに歌い上げる
ナルシスティックなヴォーカルがマッチし、独自の幻想世界を作り出したのです。
メンバー各々のスキルも高く、マニアックになってしまいそうなサウンドを
キャッチーに仕上げるセンスは流石としか言いようがありませんよね!
さらにデンジャークルーのプロデュース力も合わさり、当時のインディーズシーンでは
類を見ない完成度の高さを見せつけていました。
この初期L'Arc-en-Cielが掲げた"PSYCHOSONIC SHAKE"といわれる
ヴィジュアルイメージとサウンドスタイルは、後続のヴィジュアル系バンドに
大きな影響を与え"白系"という様式美を生み出したのです。
