90年代最強のプレイヤー・ピートサンプラス
錦織の活躍で俄然注目を集めている男子テニス。今の時代、テニス界に君臨するBIG4と言われるプレイヤーがいます。その中でもフェデラー、ジョコビッチは数年間ずれがありますがどちらも圧倒的な強さを誇るトップ中のトップと言われる選手です。
90年代にも圧倒的な実力を持った選手が存在していたのをご存知でしょうか? ピートサンプラス、フェデラーと比較されるオールラウンドプレイヤーです。今回はそのピートサンプラスについて解説をしてみたいと思います。
ストローク、ボレー、サービス全てのレベルが高いうえに非常に冷静なプレイスタイルで世界最高のオールラウンダーとも称されます。
あまりに強く、冷静であるため面白みのない選手と言われていた面もありますがプレイ自体は人を魅了するテクニックに溢れたものでした。
ピートサンプラスの選手としてのキャリアまとめ
サンプラスのライバル
90年代最高の選手と言われたピートサンプラスですが、実際にランキング1位になり、全盛期を迎えるのは93年以降、特に94年からです。それ以前のライバルとしては同じアメリカのジムクーリエです。
最高のライバルと言われるアンドレアガシ
アガシは非常に浮き沈みの激しいキャリアでしたから、ナンバーワンを争ってしのぎを削るというイメージではありません。
しかし、アガシはそのリターン能力でサンプラスを脅かすプレイヤーとして存在感を発揮していたような気がします。
2人の試合は名勝負と呼ばれるものがたくさんあるのです。
最高のオールラウンダーと言われるのは……
サンプラスが最高のオールラウンダーと言われるのは、全てのショットでポイントを取れるという点につきます。グランドストローカー、ネットプレイヤー、ビッグサーバーなど突出した強みを持っている選手はそこが安定しなければ相手がランキング下位であっても負けてしまうのです。
サンプラスはそこがあまり無いプレイヤーでした。
唯一の苦手・クレーコート
グランドスラム大会で唯一タイトルを取れなかったのは全仏オープンです。
同時代にクレーコートで強さを見せつけたクーリエやブルゲラがいたこともあり、タイトルを取ることはできませんでした。
引退の真相・そして現在は?
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ピート・サンプラスが優勝トロフィーのプレゼンター [全豪オープン]|グランドスラム|ニュース|THE TENNIS DAILY
現在も派手な生活とは無縁なようですね。伝説のテニスプレイヤーとして今後もあらゆる面で憧れの対象になるのだと思いますが、サンプラスの本質は真面目で努力家、それは変わらないんですね。
今回は90年代最高のプレイヤー、ピートサンプラスについてまとめてみました。