マルチな活躍ぶりをみせた緑魔子さん
緑魔子さんの経歴
1944年、台湾・台北市で生まれた緑魔子さん。当時は戦時中だったため、台湾は日本が統治しており、終戦に伴ない帰国し、高校卒業まで宮崎県児湯郡で過ごしました。ご両親は貧乏で、生活は苦しく、中学生から家庭教師のアルバイトをしていたそうです。
この映画を通じ、配役のイメージや新鮮さの象徴として緑、魔性を秘めた女、この二つの意味を込めた『緑魔子』の芸名を命名されました。
東映の専属女優として活躍してきた緑魔子さんですが、1968年に解雇されてしまいました。ヌード・濡れ場を前提としたポルノ映画のような作品ばかりに出演させられ、その我慢が限界に達したよう。そのことを会社に抗議すると、そんなことでは映画界ではやっていけないと衝突したことが解雇処分の理由みたいです。
しかし、その演技力は本物で、ご本人が納得すれば全裸になることも辞さない緑魔子さん。そんな彼女を周囲が放っておくわけもなく、他社からは出演オファーは殺到すしることになります。
緑魔子さんと夫・石橋蓮司さんとの関係性
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緑魔子さんと石橋蓮司さんはご夫婦というのも有名だと思います。しかし、お二人の奇妙な関係性については、少し一般的なものとは違うようなのでご紹介させていただきたいと思います。
転機が訪れたのは1979年。愛娘が小学生になって、入学手続きをする際、婚姻届を出したほうが手続きを簡略化できると学校の先生にすすめられたため、とうとうお二人は正式な夫婦となります。
2012年には30代女性と半同棲生活にあると、石橋蓮司さんの不倫疑惑が報じられました。
この疑惑に対し、石橋蓮司さんはあくまで家事を手伝ってもらっているだけだと話して否定されました。本当のところは定かではありませんが、この報道後も緑魔子さんと石橋蓮司さんは離婚することもなく、その意思もなさそうです。
ずっと別居しながら、婚姻関係を続けているというところに一般的な感覚との違いがありますよね。夫婦というより、同志・パートナーといった表現のほうがお二人には合っているように思えます。