【訃報】「渡る世間は鬼ばかり」で知られる脚本家・橋田壽賀子さん死去。
テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」「おしん」などで知られる脚本家・橋田壽賀子さんが4日、急性リンパ腫のため静岡県熱海市内の自宅で亡くなったことが明らかとなりました。95歳でした。このたびの橋田さんの訃報に対し、数々の著名人が追悼のコメントを発表しています。
第一報はこちらです!
芸能界から続々と追悼のコメントが届く!
泉ピン子
熱海在住で、橋田さんの最期をみとったという泉ピン子は、橋田さんが生前「(自分の死に関して)悲しまなくていい。千の風になっているんだから。あなたの周りにいるから」と、普段から口にしていたことを述懐。さらに、「ずいぶん喧嘩もしたし、泣いたこともあったけれど、橋田さんとご主人には本当の娘のようにかわいがっていただきました」と、自身の女優人生にはいつも橋田さんが側にいたことも告白しています。
石井ふく子
橋田さんとは60年来の付き合いであったという「渡る世間は鬼ばかり」シリーズのプロデューサー・石井ふく子は、「今、私の隣りに笑って私を見ている遺影があります。まだ、橋田さんがこの世からいなくなったなんて考えられません」と、家族のような付き合いであったという故人を偲んでいました。
船越英一郎
「渡る世間は鬼ばかり」シリーズにて、岡倉家の四女・葉子の元婚約者・山口太郎を演じた船越英一郎は、「父・母・私と親子三人にわたり、先生の作品世界の住人にさせて頂きましたこと、そして何より、橋田賞を頂戴しましたことが私の誇り」と橋田さんとの出会いに感謝する旨のコメントを発表しています。
角野卓造
「渡る世間は鬼ばかり」シリーズで次女・五月の夫・勇を演じた角野卓造は、「もう橋田先生の台本で演じることができないと思うと、今まで当たり前に書いていただいていたことがどれだけ有難く幸せだったことか」と、今後橋田さん脚本のドラマに出演することが出来ない悔しさをにじませていました。
伊東四朗
ドラマ「おしん」で、おしんの父を演じた伊東四朗は、「あの国民的番組『おしん』の父親役に呼んでいただいたのは、その後の役者人生にとって画期的な事でした」と、「おしん」が自身の役者人生の転換点だったことを述懐。「ゆっくりお休み下さい」と、橋田さんの冥福を祈っていました。
このように、実に多くの人たちから追悼のコメントが発表され、人々から愛されていたことが伺える橋田さん。彼女が遺した作品の数々は、これからも人々の心の中で生き続けていくことは間違いないでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
橋田壽賀子さんの生涯を振り返りたくなった方はこちらで!
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