一色紗英と奥菜恵がかわいかった!
1997年4月より、テレビ朝日の月曜20時枠で放送されていた、『ふたり』。
原作は、1989年に発刊された赤川次郎さんの小説「ふたり」で、
1990年にNHKで放送され、それと同時撮影していた映画は1991年に放送されました。
映画版は、石田ひかりさんと中島朋子さんが主演でした。
テレビ朝日版は、映画版とガラッとキャストを一新して作成され、当時人気を博していた一色紗英と奥菜恵を主演に抜擢しています。
一色紗英さんは、『17才-at seventeen-』や『その時、ハートは盗まれた』で一気に人気が出ましたよね。ポカリスエットのCMも印象的でした。
奥菜恵さんは、『若葉のころ』や、歌手としてもシングルを発売するなど活躍されていました。
『ふたり』のキャスト
北尾実加 :奥菜恵
北尾千津子 : 一色紗英
神永智也 : 河村隆一
中西敬子 :小嶺麗奈
長谷部真子 :山口紗弥加
前田哲夫 :小橋賢児
杉本光太 :柏原収史
この当時活躍されていた俳優さんたちが多数出演していたドラマでした。
LUNA SEAとして、ソロアーティストとして人気絶頂だった河村隆一さんは、このドラマで俳優デビューを果たします。
姉の千津子の彼氏役として登場し、初々しい演技を見せていました。
ストーリー
ドジでおっちょこちょいな妹実加にとって、美人で成績優秀な姉千津子は憧れの存在でした。
ある日、千津子は事故にあって死んでしまいます。
そんな姉の死に落胆していた実加でしたが、そんな実加を見守るために幽霊となって現れた千津子。
困っている時に現れますが、その姿は実加にしか見えません。
実加は高校に進学し、千津子が入っていた演劇部に入ります。しかし千津子をライバル視していた部長の中西敬子から嫌がらせを受けることに。
母親の体調の悪化や、父親の浮気など数々の問題を乗り越え、実加が成長していくというストーリーです。
主題歌はスピッツ
このドラマの主題歌は、スピッツの『夢じゃない』でした。
1997年に発売された16作目のシングルでしたが、もともとは1993年発売のアルバム「Crispy!」に収録されていた曲でした。
カップリングの「君だけを」も、挿入歌として使われています。
スピッツは、1996年のドラマ「白線流し」では『空も飛べるはず』が主題歌となり大ヒットしました。
その後も、1997年のドラマ「メロディ」では『スカーレット』、2001年のドラマ「Love Story」では『遥か』など、多数の人気ドラマにスピッツの曲が使われていました。