大ヒット映画作品を連発した映画監督『伊丹十三』家族・死因・本当に自殺?等々!!

大ヒット映画作品を連発した映画監督『伊丹十三』家族・死因・本当に自殺?等々!!

大ヒット映画作品を連発した映画監督で有名な伊丹十三監督。元々はマルチタレントとして活躍されていて実は監督デビューは51歳と遅咲きだったと言います。そんな伊丹さんを色々まとめてみました。


伊丹さんと宮本さんの間には2人のお子さんが誕生しました。

長男は俳優の池内万作さん、次男は池内万平さんです。因みに、長男の万作は父の筆名から名前をそのまま取って命名されたとか・・・。

映画監督に転身

初監督映画「お葬式」

1984年、51歳の時に映画監督に転身され同年、初監督映画「お葬式」を発表すると大ヒットを記録しました。
この作品で受賞した映画賞は、日本アカデミー賞、芸術選奨新人賞を始めとして30を超え高い評価を得ました。

その後も、「タンポポ」「マルサの女」「ミンボーの女」「マルタイの女」など数々のヒット映画を連発されています。

因みに、奥さんの宮本さんは、ほぼ全ての映画作品に出演しています。

伊丹十三監督が自殺・・・。

1997年12月20日ショッキングなニュースが入ってきました。

伊丹さんが、伊丹プロダクションのある東京都港区麻布台3丁目のマンション下で、飛び降りたとみられる遺体となって発見されたのです。

事務所にワープロ印字の遺書らしきものが残されていて、そこに「身をもって潔白を証明します。なんにもなかったというのはこれ以外の方法では立証できないのです。」との文言があったそうです。

ただ、伊丹さんをよく知る人物達の証言から、自殺と見るには不自然な点がいくつも浮かび上がり、当初から、経緯について様々な説が飛び交っていました。

①暴力団が関与している説?

伊丹さんは1992年、暴力団による「民事介入暴力」をテーマに取り上げた作品「ミンボーの女」を発表しています。
作品は、暴力団からの不当な暴力に対して、市民が勇気を持って対抗するための方法がコミカルながらも緻密に描写されています。

公開の1週間後に自宅の近くで刃物を持った5人組の男達の襲撃を受け、顔や腕などを切りつけられ全治3ヶ月の大怪我を負いました。

襲撃した5人組は、後の警察の調べで、山口組系後藤組に所属する構成員だった事が判明しています。

更に当時後藤組と創価学会の関係を題材にした映画の企画を進めていたそうです。

その事から、映画の内容に対する報復行為で自殺に見せかけて殺害されたなのではないか?とも言われていました💦

(葦)「ミンボーの女」のひとこと 小滝ちひろ:朝日新聞デジタル

②不倫疑惑からの抗議説?

伊丹さんは無くなる前に写真週刊誌『フラッシュ』によりSMクラブ通いや不倫疑惑が取り沙汰された事があります。

その事に対する抗議の投身自殺か?とも言われていました。

しかし、伊丹はレタリングデザイナーとして日本有数と自負する存在であり、書き文字には人一倍の愛着とこだわりを持っていたことから、遺書が手書きでなくワープロで打たれていた点が不自然とされ、死の直前、FLASHの記者から不倫疑惑について問われた際、伊丹は笑いながら「妻に聞いてみればいいよ」「(不倫疑惑は)いつものことだから」と軽口で答えたと言います。

③医療廃棄物のスキャンダル説?

伊丹さんは、亡くなる5日前まで、「医療廃棄物問題」についての取材に取り組んでいたそうで、本来は法律に則って適切に処理すべき「医療廃棄物」を一部の医療関係者が空き地などに不法投棄している事を突き止め、その真相を追っていたようです。

取材を通じて、「薬害エイズ事件」並みの大スキャンダルに辿り着いており、これをテーマにした映画の構想を練っていたと噂されています。

もしかしたら、この事が、表沙汰になったら困る、何者かが、自殺に見せかけて殺害したのではないか?との説もありました。

因みに、当時取材した内容は、NHKによって再構成され、伊丹さんの死の3ヶ月後の1998年3月31日、「伊丹十三が見た医療廃棄物の闇」としてNHK総合で放送されています。

④大量のアルコール?

伊丹さんの遺体からは大量のアルコールが検出されており、飛び降りた時は昏睡状態だったと言います。

しかし、当時次の映画作品の課題も決まっていて取材も進めている途中で、年齢も御年64歳です、
そんな伊丹さんが、仕事もあるのに、昏睡状態になるほど、浴びるようにお酒を飲むのでしょうか?

年齢的にもそんな無理はしないと思います。

無理やり何者かにアルコールを大量に飲まされて突き落とされたのではないか?と言う説も出て来ました。

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