ものまね王座決定戦!コロッケの思い出を振り返る!今も尚走り続けるモノマネ師

ものまね王座決定戦!コロッケの思い出を振り返る!今も尚走り続けるモノマネ師

昭和から令和となる現在まで続く「ものまね王座決定戦」の思い出を振り返ってきましたが、やはりコロッケを語らずに四天王は語れない!鬼才コロッケの思い出を振り返ります!


コロッケのプロフィール

お笑い四天王の一人で、強烈なデフォルメや独自路線のモノマネで人気だったのがコロッケさんです。



1960年3月13日生まれで現在60歳。

熊本出身で本名は瀧川広志(たきがわ ひろし)、ものまね王座決定戦には1985年から出場しています。



地元の熊本でモノマネ活動をして人気を博すも、一度目の上京では「面白くない」と言われ失意の中で帰郷。

二度目の上京で「お笑いスター誕生」に出演して足がかりを掴み、ものまね王座決定戦への出場で知名度を一気に上げてお茶の間の人気者へとなりました。


インパクトNo.1のモノマネ師

コロッケさんの魅力は、何といっても強烈すぎるデフォルメにあります。



一見すると似ていないハズなのに、見ているとなぜか「そんな感じだったかも・・・」と思わせてしまう魔力(?)があり、子どもの頃から現在に至るまでお腹を抱えて笑わせてもらっています。


強烈なネタゆえにご本人を怒らせてきたコロッケ

ものまねにストイックで、四天王の中でも横道に逸れず真っすぐにモノマネ道を歩み続けてきたのがコロッケさんです。



そんなコロッケさんは、今でこそ大御所の「五木ひろしさん」や「北島三郎さん」から、公認されている訳ですが若手時代はご本人からひどく嫌がられていたようです。



例えば、岩崎宏美さん。



シンデレラハネムーンのモノマネでお馴染みですが、異常なまでの顔芸と動きでご本人も「私ってこんな感じなの?」と傷ついたそうです。

ちなみに、妹で歌手の岩崎良美さんは、「お姉ちゃんはあんなんじゃない!」とかなりご立腹だったと後に語っていますね。



また、コロッケのモノマネで迷惑をしている方と言えば「野口五郎さん」でしょう。



代表曲「私鉄沿線」で、異常にデフォルメされた短足だけならまだしも、【鼻くそをほじって食べる】という本人が絶対にしないであろう行為で爆笑をさらっています。



もちろん野口五郎さんが鼻くそをほじることも、ましてや食べることもしたことはありません(笑)



ただ・・・似てるんですよねぇ。

歌っている最中の目線の泳がせ方など、秀逸なモノマネだからこそ怒るに怒れない・・といった所のようで、ご本人の前で披露したときも野口五郎さんは大人の対応をしていらっしゃったのは今も覚えています。

コロッケに救われた美川憲一

逆に、コロッケさんがモノマネをしたことで救われた!と感じる芸能人も少なくありません。



最たる例が美川憲一さんで、デビュー後に活動が行き詰まっていた中、コロッケさんがモノマネをしたことで注目が集まり、大ブレイクするきっかけになっています。



美川さん本人も、コロッケには感謝していると述べており、モノマネで誰かを救う結果をもたらすことが出来るのはコロッケさんだからこそ、なのかもしれませんね。



ちなみに、前述の岩崎宏美さんも休業期間中に多くの方が名前を覚えてくれていたのはコロッケのおかげ、と大人の対応をしつつ感謝の意を示しています。

一時期は業界から消えかかった?

コロッケさんは、1992年の出演を最後にものまね王座決定戦を降板しています。

そして、その降板を機にパッタリとメディアへの露出が無くなった時期がありました。



当時は、反社との繋がりやフジテレビの圧力などが囁かれ、その理由について様々な憶測が飛び交っていましたが、2018年にコロッケさん本人がバラエティ番組で降板の経緯を語っています。



詳細については伏せたものの、ものまね王座決定戦の製作スタッフと「ネタ時間」に関する問題で衝突したことが降板の理由。



降板を決めてから、仕事が激減してしまい相当大変だったと当時を振り返っています。



ものまねに真摯なコロッケさんだからこそ、ネタへのこだわりを譲ることができずに衝突してしまったのかもしれませんね。

進化し続けるモノマネ師

コロッケさんは、現在もモノマネタレントの第一線で活躍中です。



本格的なダンスをモノマネに取り入れたり、流行り物などにも敏感に反応してネタへ反映させるなど、60歳となった今も貪欲にモノマネ道を邁進しておられます。



ただのモノマネではなく、見ている人を楽しませるエンターテイメント要素を大事にしている姿勢は、若い世代のものまねタレントさん達に大きな刺激を与え続けています。



今後もコロッケさんのご活躍をずっとずっと見ていたいものです!



最後までお読みいただきありがとうございました。

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