『魔界都市<新宿>』とは?
『魔界都市<新宿>』
OVA版『魔界都市<新宿>』
今回の記事では、こちらのOVA版『魔界都市<新宿>』について、その内容を振り返っていきたいと思います。
OVA版『魔界都市<新宿>』の本編動画・ストーリー
この魔震には、この世を魔界に変え、その全てを手中に収めようとしていた魔道士レヴィ・ラーが大きく関わっていました。レヴィ・ラーの野望を阻止しようと、その前に立ちはだかったのは十六夜弦一郎。両者の戦いは激しいものとなり、レヴィ・ラーの強大な魔力はついに魔震を引き起こしてしまったのです。
そして、弦一郎は戦いに敗れ、命を落としてしまいました。
レヴィ・ラーの野望を阻止できるのは、弦一郎の息子にして、類稀なる念術の素質をもつ十六夜京也。レヴィ・ラーは魔震を起こした後も力を蓄え、この世の全てを魔界に変えてしまおうと企んでいました。果たして京也は父親・弦一郎をも凌ぐレヴィ・ラーを倒し、その野望を食い止めることができるのでしょうか…
OVA版『魔界都市<新宿>』の魅力とは?
レジェンド級の声優が出演
主人公・京也を声を演じるの堀秀行さん。
フェニックス一輝 /『聖闘士星矢』
剣桃太郎 /『魁‼男塾』
シュバルツ・ブルーダー /『機動武道伝Gガンダム』
このようなのキャラクターを挙げれば、脳内再生できるミドルエッジ世代も多いはずです。
ヒロイン・さやかを演じた鶴ひろみさんは、
ブルマ /『ドラゴンボール』シリーズ
こちらで有名ですよね。
他にも、ライ老子の役を演じているのは永井一郎さんは、
磯野波平 /『サザエさん』
こちらのイメージが強いレジェンド声優さんですよね。
そして、数々の名作アニメに出演してきた銀河万丈さんも。代表作品をひとつ挙げるとするなら、
サウザー /『北斗の拳』
北斗神拳をも無効にしてしまう無敵の体をもつ帝王が有名ではないでしょうか。
鶴ひとみさん・永井一郎さんに関しては、すでにお亡くなりになっているレジェンド声優で冥福をお祈りしたいと思います。日本のアニメに革新をもたらした声優たちの夢の競演が実現しているところは素晴らしいですね。ご視聴の際には、ぜひ音声にも意識を向けてみてくださいね。
かっこいい悪役レヴィ・ラー
アニメ本編では圧倒的な魔力をもつ悪役として君臨するレヴィ・ラー。この強さっぷりは、
加藤保憲 /『帝都物語』
こちらと通じるものがあります。他者を寄せ付けない圧倒的なパワーには魅了されるものがあり、自分の野望のために世界をも変えてしまおうとする傍若無人ぶりはかっこいいです。
『魔界都市<新宿>』は剣劇アクションといった側面がありますが、その根底には念術・魔力といったものが存在します。そういった意味でも『帝都物語』と類似している部分は大きいですよね。
世界観とストーリー展開
お嬢様育ちで穢れを知らないヒロイン・さやかと無法地帯との組み合わせ。男性ユーザーとしては、少しエッチな場面にも期待してしまうシチュエーションですよね。そんな期待に応えるような場面もありますので、ぜひ楽しみにしてご覧になってください。
基本的には冒険活劇といった内容に仕上げられており、魔界都市となってしまった新宿を舞台に、次々に襲ってくる魔物たちを倒して目的地を目指すといった内容です。悪役であるレヴ・ラーとの対決というような単純な構図になっていないところも、アニメ本編を楽しめるポイントだと思います。
『魔界都市<新宿>』の関連商品
こちらでは『魔界都市<新宿>』と共通した世界観で描かれている菊池秀幸さんの作品を紹介したいと思います。
『魔宮バビロン』
『魔界都市<新宿>』完全版
『騙し屋ジョニー』
『牙一族の狩人』
『地底都市<新宿>』
『狂戦士伝説』
『屍剣士団』
漫画コミック化されたタイトル
OVA版『魔界都市<新宿>』のまとめ
劇場版アニメかというほどのクオリティーで制作されており、日本アニメ大賞のオリジナルビデオソフト最優秀作品賞にも輝いたOVA版『魔界都市<新宿>』。
しかし、原作者である菊池秀行さんは不満を露わにさてれいます。OVA版『魔界都市<新宿>』や『吸血鬼ハンター"D"』のクオリティーに満足できず、その後に企画された他作品のOVA化は全て断っているというので、かなりお気に召していないことが伺えます。
個人的には、アニメ作品として観たときに面白いと思えましたけどね。続編もOVA化されてほしかったと残念でなりません。出演している声優陣が凄く、かっこいい悪役レヴィ・ラーの存在感、世界観・ストーリー展開が魅力的です。
この機会に、記事に掲載している本編動画をご覧になってみて、その面白さをご自身の目で確かめてください。続きが気になるようなら、原作の小説版も購入なさってみては如何でしょうか。