大ヒットドラマ「ショムニ」の原作漫画はどうだった?映画についても!

大ヒットドラマ「ショムニ」の原作漫画はどうだった?映画についても!

江角マキコさん主演で大ヒットしたドラマ「ショムニ」。原作は安田弘之さんのマンガですが、マンガはどのような感じなのでしょうか。


「ショムニ」の漫画はいつ連載されていた?

「ショムニ」は1995年から1997年までモーニングで連載されていました。コミックスは全7巻です。その後、全3巻と全4巻の文庫版も発売されています。初めは読み切りで掲載され、人気があったのでその後連載になりました。第27回講談社ちばてつや賞準大賞受賞も受賞されている作品です。ドラマも色々な賞を取っていますが、マンガも人気があるんですね。

何度もドラマ化されているので長い漫画なのかな、と思っている人も多いかもしれませんが全7巻なので意外と短いですよね。

ちなみにドラマは第一弾が1998年に放送。その後スペシャル3回。連ドラ4回放送されています。

マンガとドラマの違い

満帆商事の落ちこぼれ社員が集まる場所「ショムニ」というのは同じですが、漫画版とドラマ版は大きな違いがあります。

まずは主人公。ドラマ版は江角マキコさん演じる坪井千夏が主人公ですが、漫画版の主人公は塚原佐和子(ドラマ版では京野ことみさん)です。漫画版は坪井千夏を筆頭に個性的な先輩たちに出会った塚原が成長していくというストーリーです。といっても基本はギャグ漫画になっています。

ここもドラマとは違うポイントですね。ドラマ版もコミカルではありますが、ギャグというより群像劇、お仕事ドラマという要素が強いと思います。坪井千夏のかっこいいキャラクターが前面に押し出されているからというのもあるでしょう。

ちなみに、ドラマ版の坪井千夏はロングのストレートヘアーがトレードマークでしたが、漫画ではショートカットです。先に漫画を読んでいた方にとっては、違和感があったでしょうね。

他にもキャラ設定にはかなり違いがあるので細かく見てみましょう。

キャラクターの違い

塚原 佐和子:ドラマではパシリ的存在でしたが、漫画では人づきあいが苦手という設定になっています。周りの人たちにもまれて成長していきます。また、ドラマ版では右京に一方的に憧れているだけでしたが、漫画版ではお互いにひかれあっていきます。

坪井千夏:ショムニのボス的存在、というのは同じですが昔は塚原のように自分に自信がなく悩んでいました。アダルトビデオに出演したことがきっかけで徐々に女王様気質に。ですが親からは勘当されています。

日向千代(演者:高橋由美子さん):ドラマでは日向リエという名前で占い師の設定になっています。上司との衝突でショムニへ異動になりますが、その後ロシアンプロジェクトへ異動。ドラマ版の丸橋梅の要素も入っている感じがしますね。

徳永佳代子 (演者:戸田恵子さん):ドラマ版では徳永あずさ。情報通で仕切りやの設定ですが、漫画ではおしゃべりで嘘つき。ドラマでは既婚者ですが、漫画では年商数兆円の伊勢武(いせぶ)グループオーナーの息子の彼がいるという設定です。

宮下佳奈(演者:櫻井淳子さん):魔性のOLという設定は同じですが、漫画版では昔太っていてダイエットして痩せたという設定。1年で2回離婚したという設定も。

丸橋由美子(演者:宝生舞さん):ドラマ版では丸橋梅で、千夏の幼馴染の設定。漫画版では日向が異動した後にショムニにやってきます。ファンシーグッズが好きという設定。なので丸橋梅とはちょっと違いますね。

右京友弘(演者:石黒賢さん):基本的な設定は変わりませんが、漫画版では麻雀や女装にハマるという一面も。塚原と両想いになります。

杉田美園 (演者:戸田菜穂さん);秘書課で千夏のライバルという設定は同じですが、漫画版では昔は仲が良かったことになっています。

このように登場人物だけでもかなり違うので、内容も変わってくるのは想像がつきますね。

映画版もあるのを知っている?

「ショムニ」はドラマ化だけでなく、映画化もされています。映画は1998年に公開。ドラマと同じ時期に公開されたのですが、キャストが違います。

坪井千夏:高島礼子
塚原佐和子:遠藤久美子
宮下カナ:河合美智子
丸橋由美子:小林麻子
徳永佳代子 :濱田マリ
井上洸一庶務二課長:小松政夫
右京友弘: 袴田吉彦

役名は原作と同じになっていますね。内容も原作に忠実にできていました。じつは本当はドラマと同じキャストに依頼したかったのですが、映画の製作が急に決まったのでキャストの折り合いがつかず、別キャストで撮影することになったんです。そこまでして映画化しなくてはいけなかったのか?という感じがしますよね。しかも、ドラマを放送していたフジテレビも制作にかかわっていません。

ドラマは大ヒットしたのに、ドラマとは別の映画になってしまったのでまったくヒットせず、その年の興行成績は下から数えた方が早いというほどだったんです。

原作も、映画のキャストもかわいそうな結果になってしまったんですね。少し時期をずらしてでもドラマ版のキャストで映画化していたら大ヒットしていたでしょうに、もったいないですね。

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