昭和~平成を定点観測し続けた「こち亀」を文化史料として捉えた「『こち亀』社会論」が好評発売中!!
1976年から2016年にかけて週刊少年ジャンプに連載された人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」を大衆社会における文化史料と捉え、昭和~平成期の日本社会をこち亀を通じて紐解いた書籍「『こち亀』社会論」が現在好評発売中です。価格は1870円(税込)。
表紙はこちらです!
「『こち亀』社会論」ではこち亀を現代の「浮世絵(※後述)」として捉え、連載期間に起こった「バブル経済」「IT革命」といったキーワードや、時代に即応したビジネスアイデア、さらにはポリティカル・コレクトネスといった文化の変遷など、その時代ごとの定点観測を行ってきたこち亀を通じて、昭和~平成期の日本社会の歩みを追っていきます。
なぜこち亀は「浮世絵」なのか?
本書で取り上げられる「こち亀」のエピソード!!
「『こち亀』社会論」は第0章から第8章までで構成されており、「庶民目線の生活と経済」「住宅と都市論からみる東京の昭和・平成史」「『こち亀』が添い寝した技術立国ニッポン」といった見出しで、それぞれの切り口で日本社会を振り返っていきます。ここでは、その中から本書で採用されたと思われるエピソードの一コマを振り返っておきましょう。当時の記憶が蘇ってくること請け合いです!