報道番組を中心に幅広く活躍した俵孝太郎さん
俵孝太郎さんのプロフィール
俵孝太郎さんの経歴
俵孫一さんは、総理大臣になった小泉純一郎さんの祖父で政治家としても有名な小泉又次郎さんと親密な関係だったようです。そのため、俵孝太郎さんの自宅に小泉又次郎さんがいることは日常的で、風呂に入っては食事や昼寝をして過ごしていたと言います。
1949年、俵孝太郎さんは東京高等師範学校附属高等学校を卒業すると、東京大学文学部倫理学科に入学。1953年に卒業されました。
1959年にはサンケイ新聞東京本社政治部に異動となり、社会党や衆議院・総理官邸などを担当しました。1965年にはサンケイ新聞論説委員となりますが、社内人事への不満から、1969年に産業経済新聞社を退社して独立されました。
20年ほど報道番組で活躍され、俵孝太郎さんは世間から広く認知される存在となりました。1987年からは大蔵省の財政制度審議会委員を務め、1994年には創価学会・公明党に批判的な有識者の集まりである四月会の代表幹事にも就任しました。
2001年からは10年に渡り、財務省財政制度等審議会・財政制度分化会専門委員として活動しています。
俵孝太郎さんのテレビ番組での活躍ぶり
フジテレビ系列の報道番組『FNNニュースレポート6:00』では初代キャスターを務めました。
しかし、視聴者受けが悪く、2年後には『FNNニュースレポート23:00』に異動します。番組冒頭の定例挨拶「こんばんわ、俵孝太郎です」はお笑い芸人・ビートたけしさんにモノマネされるようになり、それ以降、8年間に渡って同番組を担当し、名物キャスターとしての立場を確立されました。
クイズ番組に出演される機会もあり、『マジカル頭脳パワー!!』のレギュラー解答者としても活躍しています。
俵孝太郎さんの主な代表作品
テレビ番組
概要&内容
概要&内容
概要&内容
著書
『政治家の風景』
概要&内容
『敗戦・占領下の日本の歴史』
概要&内容
『戦後首相論』
概要&内容
日本はこのようなリーダーたちによって、興隆も退潮も経験してきた。いま再生の時代にあって首相はいかなる人物に託されるべきか。初代から第88代首相までの歴代内閣一覧付き。
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最近の俵孝太郎さんの活動ぶり
90歳を超え、実質的には隠居生活を送っているという俵孝太郎さん。ほんの少しだけですが、現在の生活ぶりなどを紹介した記事を発見しましたので、こちらにもリンクを掲載しておきますね。
俵孝太郎 政治評論家 - 日本の政治評論家ブログ
老いぼれることなく、その鋭い切れ味は今も健在のようですね。ご活躍を目にする機会は減ってしまいましたが、”らしさ”は失われず、元気そうな様子で安心しました。可能な限りは執筆活動や批評を行なって、まだまだ日本の在り方や問題点を語ってほしいものです。
この機会に、俵孝太郎さんの著書をご覧になってみては如何でしょうか。私たちがどこかに置き去りにしてしまった”何か”に、きっと気付けると思います。