大阪府による就業支援イベントに「ストリートファイター」シリーズが採用される!
2020年11月4日~16日に大阪府が主催する就業支援イベント「Life is」の一環として実施する『懐かしい歴代テレビゲームの世界』にて、カプコンの人気シリーズ「ストリートファイター」が初めて採用されることが明らかとなりました。

『懐かしい歴代テレビゲームの世界』は、年齢層や趣味など様々な切り口から参加者の就業意欲を喚起する目的のもと、いわゆる「就職氷河期世代」向け企画として開催されるもので、「ストリートファイター」シリーズのキャラクターを配したチラシを作成するほか、会場では『ストリートファイターII』のデザインを使ったウェルカムボードや開発当時の企画書等の展示に加え、キャラクターのテーマ曲をBGMに使用される予定となっています。
『懐かしい歴代テレビゲームの世界』実施概要
1. イベント名:懐かしい歴代テレビゲームの世界 ~遊んで学んで~
2. 開催日時:11月11日(水曜日)11 : 00 ~ 17 : 30
3. 開催場所:エル・おおさか本館 10階 宴会場
4. 展示物:ウェルカムボード、開発当時の企画書、等身大パネル他
アクセス | エル・おおさか
福島県田村警察署の交通安全啓発物にも「ストリートファイター」シリーズが採用!
また、福島県田村警察署が9月より実施中の全国交通安全運動のイメージキャラクターにも、「ストリートファイター」が初めて採用されています。
ポスター

反射材(ステッカー)

反射材(リストバンド)

田村警察署がイメージキャラクターに「ストリートファイター」を採用した背景には、同署管内で比較的事故率の高い10代から40代の運転者を対象として交通安全意識向上を図りたいという意図があります。同世代に高い知名度を誇る「ストリートファイター」シリーズを活用したポスターや反射材を制作し、警察関連施設や高速道路のサービスエリア等で掲示することで、交通安全意識の醸成とともに反射材の着用率向上を目指していきたいとのことです。
そもそも「就職氷河期」って何だ?
就職氷河期とは、一般的には2000年前後に大学を卒業する年齢であった世代(70年代~80年代前半)のことであり、2000年には大卒の求人倍率が0.99を記録するなど、就職したくても求人数的に不可能な学生が続出していました。さらに、当時は就職できなかった学生に対する救済策が無く「自己責任」の一言で片づけられたため、新卒至上主義の日本において人生を狂わされた人たちが20年が経過した今でも不満をくすぶらせています。
氷河期世代の考え方の一例
新型コロナウイルスの感染拡大に対し、経営が困難になっている企業に対して様々な支援が行われていますが、氷河期世代からすれば「当時と同じように自己責任で済ませろ」という考えに行きつくのは至極当然と言えます。
また、この氷河期世代は潜在的な生活保護予備軍が多いことでも知られており、放置しておくと将来的に治安悪化も予想されます。このたびの大阪府のイベントのように、今のうちに氷河期世代への対策を行っていくことが求められています。
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