『POWER DoLLS』とは?
『POWER DoLLS』シリーズ
OVA化も実現!
元々がパソコン向けのゲームということで、一般的にも知られているコンテンツとは言えません。しかし、一部ユーザーからの人気は高く、2回に渡ってOVA化も実現しています。
1996年には『POWER DoLLS-オムニ戦記2540-』というタイトルが発売され、その2年後の1998年には『POWER DoLLS Detachment of Limited Line Service プロジェクトα』といったタイトルがリリースされました。
どちらもパソコン用ゲームとして作られたコンテンツの世界観を忠実に再現したものとなっており、ハイクオリティーな映像に仕上げられています。
作戦開始するも、主人公のフェイルンは、早々に操縦していたパワーローダーを撃破されてしまいました。機体の回収作業をしていると、戦闘に巻き込まれて孤児となった兄妹と出会い、そのまま基地に連れ帰ってしまいます。子供たちを拾ってきたことで、チームメイトのクァンメイには作戦とは関係ない行動だと問い詰められるのでした。しかし、フェルインは自分自身も孤児だったという背景から、どうしても子供たちを放っておけなかったのです。
結局、作戦は失敗に終わり、ドールズにはあたえ新たな作戦が与えられるのでした。その作戦の内容とは、上流に建設されたダムを破壊するというものです。一般市民にも多大な被害をもたらすため、フェルインはどうしても任務に前向きな気持ちになれないでいました…
戦闘中のドールズは、友軍に、圧倒的な強さをみせるパワーローダーを目撃します。そのパワーローダーは昆虫のように六本足を備えた独特なフォルムをしていて、情報によると次世代システムを搭載した試作機だといいます。しかし、これ以降、この試作機を戦闘で見る機会はなく、その記憶はチームメイトからも風化していきました。
時は流れ、ドールズは反政府組織の内通者救出・保護といった指令を受けます。与えられた任務のため、目的地の島に上陸すると、かつて友軍の試作機として稼働していたパワーローダーが敵となってドールズの前に立ちはだかるのでした…
OVA版『POWER DoLLS』の魅力とは
ロボットもののアニメ作品で、女性キャラクターを主役に据えているコンテンツは珍しいです。そういった意味では希少性がありますよね。そして、女性キャラクターの活躍ぶりを描いたコンテンツでは、男女間の恋愛といった要素を含んだものが多いような気がしますが、OVA版『POWER DoLLS』に関しては、そういった要素がゼロというところも珍しいと思います。
軍人として逞しく生きる女性の姿を描いており、その世界観がこれまでのロボットものの作品にはない部分だと感じました。お色気要素を期待していると、かなり硬派な戦争もののストーリーが展開され、その下心は見事に打ち砕かれる結果となります。そういうところでも、良い意味で期待を裏切ってくれるコンテンツだといえるでしょう。
OVA版『POWER DoLLS』の類似作品
女性キャラクターの活躍を描いたロボットもの作品といった括りで、類似したアニメを紹介していきたいと思います。OVA版『POWER DoLLS』をご覧になって気に入るようであれば、こちらで紹介するコンテンツも面白いと感じてもらえるはずです。
『トップをねらえ!』
内容&あらすじ
『サクラ大戦』
内容&あらすじ
『機動警察パトレイバー』
内容&あらすじ
OVA版『『POWER DoLLS』まとめ
美女・美少女たちが活躍するOVA作品『POWER DoLLS』をご紹介させていただきましたが、如何だったでしょうか。ロボットアニメと呼ばれる作品は多く存在するものの、その中でも希少性のあるコンテンツであることはご確認いただけたと思います。
OVA版『POWER DoLLS』と類似する作品として、『トップをねらえ!』『サクラ大戦』『機動警察パトレイバー』といった女性キャラクターを主役に据えたコンテンツも取り挙げさせていただきました。『POWER DoLLS』同様に、この機会にご覧になってみてくださいね。