滅びた「ナウい」
語源は「NOWい」
「ナウい」イコール「今風の」を意味した。
英語の「now」に由来し、新しいものを「ナウな」と表現(「ナウなヤングのフィーリング」など。
対義語は「ダサい」。
1970年代中盤が起源か。
1970年代初頭には若者向けの商品の広告や若者雑誌で「NOWな」「ナウな」という形容詞が用いられ始めたが、1979年頃に「ナウい」が登場して一気に流行語となり、それまでの「ナウな」という形容詞に取って代わることに。
中高年層向けの一般メディアでも頻繁に取り上げられ、1980年の『現代用語の基礎知識』にまで掲載されるほどだったものの、逆に陳腐化の勢いも激し、即時に死語となる。
1980年代前半以降は死語の代名詞として、自虐的に用いられるようになった。
「ダサい」が健在であり、現代の青少年の世界で一層の威力を発揮しているのに対して、「ナウい」は「ダサい」若者言葉の象徴のような地位を占めている。
俺たち、ナウいヤングだぜ~っ
あまりにも一気に流行した反動か
当時はだれもが使っていた「ナウい」
そして、死語となるのも早かった「ナウい」
「ナウ~」なんて活用法もありました
流行し過ぎたがゆえに一気に衰退したのですね。。。
生き残った「ダサい」
語源は「田舎い」もしくは「だって埼玉」
「ダサい」イコール「カッコ悪い」「野暮ったい」。
「ダサい」の類義語としては「いも臭い」「ださださ」「へこい」などで、対義語が「ナウい」。
1970年代前半から関東地方の若者の間で広まり、1980年代にタレントのタモリが埼玉県民を嘲笑する意味で「ダサい」と「埼玉」を掛け合わせた「ダ埼玉」という造語を生み出して流行させた。
語源については田舎という単語を「だしゃ」と読み、形容詞化して「だしゃい」と読んだものが転じて「ダサい」となったとする説が強いが、東京都民が埼玉県民を「だって埼玉だから」と蔑視した言葉が簡略化されて「ダサい」になったとする説、1978年版『現代用語の基礎知識』では暴走族起源の言葉とする説などがある。
しっかりいまでも使われています
「田舎=ダサ」「だって埼玉=ダサ」などの説
「田舎=だしゃ」は知らなかったです。
埼玉は十分に都会なんですけどね。
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