昔は持ち運びが出来なかった!
「携帯電話」といえば小型のものを想像しますが、最初は車などの乗り物には設置できても人が持ち運ぶ事ができる大きさではありませんでした。
1960年代で両手で持ちながら会話出来るまでに小型化され、1970年代に頑張れば片手で使えるまでに小型化されました。
1973年
1973年に無線電話回線につなげて電話をかけられるようになります。
ちなみにこの頃の携帯電話の重さは1,1キロ、大きさ21×13×4.5センチ。
一度充電すると30分会話可能ですが、再充電には10時間も必要です。
1985年
1985年にNTTが「ショルダーホン」が発売されます。
芸人の平野ノラがやっている「しもしも~?」のアレです。
肩にかけて持ち運ぶもので、重量は3キロと重い!
ちなみに平野ノラの芸風の元となった「NTTショルダーホン」の当時のスペックは…
連続通話時間 40分
連続待受時間 8時間
重量 2.5キロ
(当時の)通話料1分100円(1時間6000円)
1987年
携帯電話と称したものは1987年にNTTから発売されており、この当時の携帯電話の重量は900グラムと大分軽くなりましたがまだ結構重い!
1990年代に液晶ディスプレイ付きの携帯電話が登場
おそらく、1980年代生まれの方ならこの辺りから「覚えてる」「使ったことある!」と懐かしく感じる携帯電話が増えてきます。
1990年代に登場した携帯電話は、液晶ディスプレイ搭載。
さらに好みの着信音に設定できたり、ポケベルと連帯したメッセージサービスも利用できるようになりました。
1999年
1999年になると「iモード」がスタートし通信速度が向上し、画像やJavaを使用したゲームなどの利用が可能になりました。
スマホよりガラケー派!という人も多い
スマホの場合、カメラ、インターネット、ゲームやアプリを使え非常に便利ですが、ガラケーは
・片手で操作しやすい
・月々の料金も安かった
・バッテリー長持ち
・落としても画面が割れる恐怖があまりない
・パカパカ二つ折りにする感触と、入力ボタンを押す感触がいい
などのメリットがあります。
「スマホしか使った事がない!」なんて世代も多くなっていると思いますが、スマホが発売される前の携帯電話を知っている人は「昔の携帯の方が使いやすい!」と言う人も多いですよね。