キレてないですよ、不倫は文化、10万人の宮崎勤、ちょっちゅね…「実は本人が言っていない」名言の数々!!

キレてないですよ、不倫は文化、10万人の宮崎勤、ちょっちゅね…「実は本人が言っていない」名言の数々!!

昭和~平成の時代を彩った、著名人による名言の数々。それらは流行語になることも多々ありますが、中には本人が「実は言っていない」ものがあります。この記事でいくつかご紹介したいと思います。


長州力「キレてないですよ」

革命戦士として昭和~平成を駆け抜けたプロレスラー・長州力。その名言の一つに「キレてないですよ」があり、1995年に行われた試合後に発した台詞と言われているのですが、これは長州のモノマネをしていた芸人の改変であり、実際の発言は「キレちゃいないよ」と敬語ではありませんでした。また、「俺をキレさせたら大したもんですよ」という発言もあるのですが、これは実際に発した名言だそうです。

こちらは名言の宝庫「コラコラ問答」

東海林のり子「ここに10万人の宮崎勤がいます」

ワイドショーなどにおける「現場の東海林です」の台詞で有名な芸能リポーター・東海林のり子。宮崎勤による事件が世間を震撼させていた時期に、コミケ会場をバックに彼女が「ここに10万人の宮崎勤がいます」という発言をしたという都市伝説が流れました。皆さん一度は聞いたことがあるであろうこのネタですが、東海林本人が発言を否定しており、映像自体も発見されていないことから、実際にはそのような発言はないと見られています。

石田純一「不倫は文化」

90年代に「不倫は文化」でワイドショーを騒がせた石田純一。彼の代名詞ともなっているこの名言ですが、実は本人は言っていません。元々の発言は、スポーツ紙の記者に発した「今までの文化を作ったり、良い音楽や良い文学っていうのは、そういうこと(不倫)からもできているわけだし、それが小説がすばらしければ褒めたたえられて、その人の行為は唾棄すべきものとは僕は思えないね」だったのですが、それが要約(?)されて見出しに「不倫は文化」と出されてしまい、「石田が不倫は文化と発言した」として世間に定着してしまいました。

北野武「ダンカンこの野郎!」

日本を代表するコメディアン・ビートたけしが弟子のダンカンを呼ぶ際に使っているとされる「ダンカンこの野郎!」。この発言ですが、実はたけしのモノマネが得意な松村邦洋の創作であり、たけしは「言っていない」と語り、ダンカンも「言われていない」と語っているとのことです。

具志堅用高「ちょっちゅね」

クイズ番組などでの独特の存在感でお馴染みのプロボクサー・具志堅用高。その代表的な台詞として「ちょっちゅね」があるのですが、これは元々は片岡鶴太郎の創作であり、具志堅のモノマネをする際に「そっすね」を誇張して「ちょっちゅね」と発言したのが由来だそうです。なお、実際には具志堅が言っていない「ちょっちゅね」が有名になった後、逆に本人が愛用するようになりました。

貴乃花光司「あどねー」

平成を代表する横綱・貴乃花光司が幼少期に発言していたとされる「あどねー(あのねー)」。これはバナナマン日村の創作であり、幼少期の貴乃花のモノマネをする際に用いて広がったものです。貴乃花本人は発言を否定していますが、ネタとして使うこともあるそうです。

こちらは子供の頃の貴乃花。

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