キッチン南海とは?
神保町店(2019年1月)
多分、地方の方は知らないと思いますが、東京都を中心に展開する洋食店で、本店は東京都千代田区神田神保町。
カレーライスやカツカレー、生姜焼き、揚げ物、フライを主軸にしたメニューに特徴があるお店です。
神田神保町あたりをウロウロしていれば、必ず目につくお店で、サラリーマンや学生時代、神保町に通われていた方なら誰しも知っているのでは・・・。
キッチン南海 神保町店 (キッチンナンカイ) - 神保町/洋食 [食べログ]
創業
1960年に東京都千代田区飯田橋で創業し、1963年に千代田区神田神保町に移転したのが始まりです。
一時期は神田神保町だけでも5店舗を展開していました。
創業者
創業者は、南山茂社長(90)
現在でも原付で店に通っているとか・・・。
創業はちょうど60年前の1960年。当初、店は飯田橋にあったが、6年後に神保町に移ったそうで、当時の店名は「カレーの南海」。(お店を出したのが30歳の時)
真っ黒カレー「神保町 キッチン南海」閉店へ 創業者の南山茂社長が思いを語る|ニフティニュース
南海の由来
鶴岡一人(右側)
「キッチン南海」の南海は、プロ野球の南海ホークスに由来すると言います。
南山社長は、東京生まれの東京育ちだけどアンチ・ジャイアンツ。
だからといってホークスファンというわけでもなかったそうで、ホークスの鶴岡一人監督が好きだったからだとか。
チェーンではない!
キッチン南海は、東京都を中心に展開していて、現在は神保町以外にも池袋、早稲田、下北沢、梅ヶ丘、上井草などなど都内各地、長野県松本市にも店舗が有りますが、全てチェーンではないそうです。
何でも、お店で最低10年修行して、お金を貯めて、「キッチン南海」として独立したいと言ってきたら、のれん分けと言う形で独立させてるとかで、これまで20人くらい独立されてるそうです。
特に契約書を交わしてないため、そこから更に独立した人もいるので、本店のオーナーも何軒あるのか分からないとか・・・。
条件としては、カレーが1500円なんてのは、うちの看板では出すなという事ぐらいだそうです。
行きつけだったお店が・・・。
キッチン南海のカツカレー
私も高校時代、学校が神田神保町のそばに有り、放課後など、よく同級生達と神保町 キッチン南海を訪れたものでした。
決まって注文していたのが、真っ黒なカツカレーでした。
今では、金沢カレー等が出店してるので、東京でも珍しくは有りませんが、30年以上前は、真っ黒のカレーが珍しく、またコクがあり旨かったのを覚えています。