「悪魔のいけにえ」
監督 トビー・フーパー
脚本 キム・ヘンケル、トビー・フーパー
公開(日本)1975年2月1日 (アメリカ)1974年10月1日
あらすじ
1974年公開の古い映画ですが今見ても十分怖いでです。
人間の皮膚で作られたマスクを被った男が理不尽に若い男女をひたすら惨殺していきます。
古いアメリカ映画では大きなBGMで驚かせたり、さらに恐怖感をあおる演出が多いのでBGMで「来るぞ!」というのがなんとなく予測出来てしまうのですが「悪魔のいけにえ」ではほとんどBGMはありません。
そのため、いきなり殺人鬼が表れ殺される…というシーンが多くビクっとなることが何度もありました。
「悪魔のいけにえ2」
公開(日本)1986年10月25日 (アメリカ)1986年8月22日
1974年に公開された「悪魔のいけにえ」の続編。
あらすじ
続編では、このラジオ局でDJをしている女性(ストレッチ)にレザーフェイスが恋心を抱く…という展開に驚きました。
また、一番驚いたのは前作にも登場していたグランパ。
「まだ生きてたのか!」と驚いた人も多く、137歳という超高齢ですのでハンマーを握りストレッチを殴り殺そうとしますが何度もハンマーを落とすなど攻撃力は相当低いです。
「悪魔のいけにえ2」では1作目と違い、逃げ回るだけではなく殺人鬼と戦います。
後半はもう誰が生き残っているのか分からない状態になっていて「悪魔のいけにえ2はコメディ要素の方が強くて笑わせに来ている」と感じた人も多いうようですが怖さやグロさは前作と同様なので見応えはかなりあります。
「悪魔のいけにえ3レザーフェイス逆襲」
公開 (日本)1991年10月12日 (アメリカ)1990年1月12日
3作目の監督はトビー・フーパーからジェフ・バーに変更されました。
あらすじ
家族構成が一新されているため新たに加わったメンバーもおり謎が多い内容となっています。
さすがに3作目ともなるとチェーンソーの音にいちいち驚かなくなったからなのか「3作目は怖くなかった」という感想もチラホラ耳にするようになりました。
「悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス」
公開 (日本)1995年10月21日 (アメリカ)1997年8月29日
監督 キム・ヘンケル

シリーズ4作目ですが前作とのつながりはありません。
ジェニー(レネー・ゼルウィガー)の演技がすごい!と話題になりました。
レザーフェイス家の裏側について語られており、殺人やグロシーンはこれまでより比較的少なくチェーンソーもあまり使われていませんでした。
「テキサス・チェーンソー」
公開(日本)2004年3月20日 (アメリカ)2003年10月17日
監督 マーカス・ニスペル
1作目の「悪魔のいけにえ」の設定を作り直したリメイク作品です。
アメリカでは週末興行成績が初登場で1位、日本では全国週末興行成績が初登場11位でした。
レザーフィスとの格闘シーンは迫力があり、この映画単体で観ても楽しめるのですが、この映画の元である1作目の「悪魔のいけにえ」を観ていたほうが楽しめるかもしれません。
1作目の「悪魔のいけにえ」と「テキサス・チェーンソー」の両方を観た人では「テキサス・チェーンソー」の方が面白かった!という人も少なくないようです。
「テキサス・チェーンソー ビギニング」
公開(日本)2006年11月11日 (アメリカ)2006年10月6日
監督 ジョナサン・リーベスマン
あらすじ
「テキサス・チェーンソー 」の続編で、レザーフェイス誕生秘話について明かされます。
これまでの「悪魔のいけにえ」よりもややグロさが増し人肉を食べるようになっています。
飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲
公開(日本)2013年7月13日(アメリカ)2013年1月4日
監督 ジョン・ラッセンホップ
「悪魔のいけにえ」1作目の続編です。
1作目の「悪魔のいけにえ」の1時間後という設定でストーリーが始まりますが1時間後の話しは最初だけで、その後は20年後(1993年)のストーリーに変わります。
1993年のストーリーですが何故かスマホが出てきたり、ファミリーが増えていたりするので「ちょっとテキトーに作り過ぎじゃないの!?」と感じたファンも多いようですね。
これまでは理不尽に人を殺し続ける異常な一家という印象しか与えませんでしたが今作ではレザーフェイスよりも悪い奴が現れるのでレザーフェイスに感情移入してしまいそうになり、一家の味方が少しだけ変わります。
レザーフェイス -悪魔のいけにえ
公開(日本)2018年5月12日 (アメリカ)2017年10月20日
監督 ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ
1作目に登場していたレザーフェイスの幼少期~青年期を描いたストーリー。
レザーフェイスが凶暴殺人鬼に覚醒するまでのストーリーです。
素朴で優しい心をもった5歳の男の子に誕生日プレゼントとしてチェーンソーを渡し、一家全員で実際にこのチェーンソーを使って殺人を行うよう強要するなど、どうして凶暴な殺人鬼になってしまったのかが分かります。
また、今回登場する病棟の看護師エリザベスのキャラがウザすぎて理不尽な目にあっているにも関わらず「感情移入できなかった…」と感じた人が多いようです。