女子アナブームのパイオニア!元NHK&フジTVアナウンサー『頼近美津子』の生涯!!

女子アナブームのパイオニア!元NHK&フジTVアナウンサー『頼近美津子』の生涯!!

NHKからフジテレビに転身し、その後にはフジサンケイグループ創業家に嫁ぐなど多くの話題となった頼近美津子さん。タレント化した「女子アナ」の元祖ともいわれています。そんな頼近さんをまとめてみました。


頼近 美津子(よりちか みつこ)プロフィール

本名 鹿内 キャサリーン 美津子
出身地 広島県
生年月日 1955年(昭和30年)8月1日
没年月日 2009年5月17日(53歳没)
血液型 A型
最終学歴 東京外国語大学
職歴 元NHKアナウンサー
元フジテレビアナウンサー
活動期間 1979年(昭和54年) -

生い立ち

祖父母は広島からアメリカへ移住した日系一世で、父親はアメリカ生まれの日系二世。

頼近さんは幼少時からクラシックに馴染みピアノとチェロを学ぶ。
小学校3年生のとき広島に桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室が開設されるとこれに通ったそうです。
広島の進学校に高校卒業まで通った後、東京外国語大学に進学されました。

NHKアナウンサー時代

頼近さんは1978年(昭和53年)に東京外国語大学を卒業すると、NHKに入局されます。

入局翌年に放送が開始されたゴールデンタイムのバラエティ番組、『ばらえてい テレビファソラシド』の司会進行役として異例の抜擢をされ、「女性アナウンサーが芸能番組に主役で登場するのはNHK開局以来」と言われていました。

しかも「週刊TVガイド」の表紙を女子アナとして初めて飾ったのも頼近さんです。

1980年(昭和55年)4月から始まったNHK初の早朝ニュースショー、『NHKニュースワイド』でも、初代女性キャスターを務めています。

フジテレビに移籍

1963年『週刊明星』9月26日号

27歳の頃の野際陽子さん

1981年(昭和56年)頼近さんは、フジテレビに移籍されます。

これはフジテレビからのヘッドハンティングで、民放テレビ局によるNHKアナの引き抜きは、女性アナウンサーでは、ほぼ最初のケース。

因みに、(故)野際陽子さんの場合は、NHKを退社した後、フリーとなってTBSの番組に出演したもので引き抜きとは異なります。

1981年1月にNHKで行われた退局記者会見は、翌日のスポーツ紙が大見出しで報じ、一般紙も特集記事で後追い報道した。
一女性アナウンサーの進退問題がこれほど騒がれたのは前代未聞でした💦

フジテレビアナウンサー時代

1981年2月、フジテレビ「小川宏ショー」に出演した際の小川宏さん。左はアシスタントを務めた頼近美津子さん ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

フジテレビでは同局史上初の女性正社員待遇で移籍されています。

どーいうこと?それまでフジテレビは、女性は全員契約社員でのみ採用する方針を貫いており、先輩アナの益田由美さんや城ヶ崎祐子さんらも当時は契約社員でした。

この時、移籍金は2,000万円とも3,000万円ともいわれ大きな話題を呼びました。
また年収も300万円から1,200万円に跳ね上がったとされ、現在のフリー転向の流れの先駆け的存在です。

スーパー玉の輿婚

頼近さんは1984年に当時フジテレビの副社長だった鹿内春雄さんと結婚(旦那さんは再々婚)されフジテレビ寿退社されました。(資本金88億円で営業利益44億の大企業の次期社長候補)

当時はスーパー玉の輿婚とマスコミを賑わせていました。

しかし・・・。

未亡人と言う響きがいやらしく感じるのは私だけでしょうか💦

※画像はイメージで頼近さんではありません。

頼近さんは2児のお子さんをもうけるも、結婚からわずか4年後の1988年、春雄さんはB型肝炎による急性肝障害のため42歳で病死され、頼近さんは未亡人となってしまいました。

夫との死別後

アメリカを代表する科学、産業、技術、芸術、自然史の博物館

スミソニアン博物館

フジテレビは春雄さんの後継問題と社内抗争で揺れ、頼近さんは1990年に2人の息子とともに渡米し、ワシントンD.C.に居住し、スミソニアン博物館でボランティアとして働きだします。

泥沼

FCGビル

旦那さんの春雄さんは豪邸の他、フジテレビの親会社にあたるニッポン放送株を大量に所有しており、実質的にはその株のほとんどを未亡人である頼近さんが相続します。

フジテレビは頼近さんの支配下に置かれかねない状況となり、これに慌てた春雄さんの父・鹿内信隆氏はなりふり構わずニッポン放送株を取り戻そうとして、頼近さんが相続した時価にすれば100億円は下らないニッポン放送株を鹿内家にわずか6,600万で買い戻されたそうです。

NHKに復帰

NHK大河ドラマ 秀吉

頼近さんは1993年に古巣のNHKでテレビ復帰されます。

で!女優?1996年には、NHK大河ドラマ『秀吉』に信長の妹。浅井長政・柴田勝家の妻、お市役として出演されました。

更にその後、12年ぶりにフジテレビ『来日直前!三大テノール』の司会者として復帰。
ナレーションなどを行いながら、日本音楽財団や日本音楽作家協会理事などを務め幅広く活動。「コンサートプランナー」という肩書きは、頼近さんが使ってから知られるようになったとも言われています。

NHK大河ドラマ『秀吉』

死亡

文藝春秋

頼近さんは2007年に食道がんと診断され、翌年9月、通院のため千葉県流山市のマンションに転居。
癌治療を受け続けたものの、2009年5月17日午後1時46分、千葉県柏市の病院にて53歳でお亡くなりになりました。直接の死因は心不全だったそうです。

頼近美津子さん「お別れ会」で辻井さん演奏― スポニチ Sponichi Annex 芸能

最後に・・・。

週刊朝日

頼近さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

元祖「美人女子アナ」の先駆け!『田丸美寿々』のアレコレ!! - Middle Edge(ミドルエッジ)

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