第3作目の「ひみつのアッコちゃん」は人気が低迷していたって本当?

第3作目の「ひみつのアッコちゃん」は人気が低迷していたって本当?

1969年~1999年の30年の間に、3度のアニメ放送がされた大人気の「ひみつのアッコちゃん」ですが、実は1998年に放送された第3作目は人気が低迷してしまったようなのです。今回はこの第3作目のストーリーや視聴率などから人気低迷の原因を探ってみたいと思います。


どんなお話だった?

放送期間と放送時間は?

放送期間・・・1998年4月5日~1999年2月28日までの10ヶ月間
放送時間・・・フジテレビ系列 日曜日9時00分~9時30分の30分間

放送期間内に全44話が放送されていますが、日曜日9時00分の放送枠初の全編デジタルでの製作を行ったため、大幅なコストダウンもされています。

ストーリーは?

小さな頃にママからもらった「お嫁さんの姿が映る鏡」を大将に壊されてしまったからと、鏡をお墓に埋めるアッコの前に、鏡の国の女王様が現れます。誰かに変身しているところを見られてしまうと、鏡にアッコの姿が映らなくなってしまうという「魔法のコンパクト」をもらいます。

誰にも見られない場所で「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、○○にな~れ」と呪文を唱えて可愛らしい動物やお嫁さんなどに変身をして、たくさんの人を助けるようになるのです。
大活躍をするアッコでしたが、ある日変身できることを親友のモコに知られてしまい、アッコはモコから絶交され鏡の力もなくなり、女王様の言う通りアッコの姿は鏡に映らなくなってしまい・・・。

登場人物を紹介します

アニメ「ひみつのアッコちゃん」の第3シリーズDVD-BOX 第1弾。
第1話~第22話を収録しています。

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★アッコちゃん(声:山崎和佳奈)

ピンクのリボンをつけたフワフワのおさげ髪がチャームポイントのアッコは、母譲りのおっちょこちょいで明るく天真爛漫な性格の学校5年生の女の子です。友だち思いで、親友はクラスメイトのモコです。

ある日、鏡の国の女王様と出会い、「魔法のコンパクト」を使って変身をして、たくさんの人を助けるようになります。しかし、“変身しているところを人に見られてしまうと、鏡にアッコの姿が映らなくなってしまう”ため、「絶対に人に知られないように」との女王様との約束をしたアッコでしたが、ある日親友のモコに魔法のコンパクトのことを知られてしまい、約束通りアッコの姿は鏡に映らなくなってしまいます。

★モコ(声:梅田貴公美)

アッコ同様、おさげ髪がチャームポイントの、アッコの幼馴染で親友の女の子です。
明るくウソをつかない性格ですが、生まれた時から勝気で男勝りな一面もあるため、ガキ大将の大将でも敵わないほどケンカが強く、弱虫な上、ズルをしようとする弟を叱り飛ばすことも少なくありません。
また、スラッとしている体型にもかかわらず、とんでもない大食いの女の子です。

★大将(声:鈴木琢磨)

いつも子分2人を連れているガキ大将でモコのライバルです。アッコのことをいつもいじめているためモコとはよく衝突しています。しかし、モコの方がケンカでは強いので、いつも大将が負けています。
学校ではガキ大将として過ごしていますが、本当は弟に優しく、男気溢れる人情家なのです。

★少将(声:こおろぎさとみ)

大将の弟で、なぜか赤ちゃんなのに言葉を話せます。
言葉は話せてもまだ歩けないので、いつもおしゃぶりをくわえて、猫のドラに乗って移動しています。実は兄の大将よりも女の子からモテています。

★カン吉(声:生駒治美)

モコの弟です。
気が弱く泣き虫で勉強と読書が大の苦手なので、いつも仮病を使うなどズルをしようとするためモコに怒られています。

★ガンモ(声:竹内順子)

家は豆腐屋さんのガンモは、カン吉の親友です。
言葉の最後に必ず「ゲス」や「ヤンス」をつけててしまう口癖が特徴です。将来は、宇宙飛行士に憧れています。

★ペンギンの一平(声:竹内順子)

テレビやCMにひっぱりだこの大人気の動物タレントをしています。

★チカ子(声:山本圭子)

アッコのクラスメイト(作品によってはカン吉やガンモと同い年の場合がある)。アッコと同い年だが、おかっぱ頭と眼鏡と背が低いのがコンプレックス。口が非常に軽く、噂好きでそれが騒動の元になる嫌な女の子。よく神出鬼没に現れるが、普段彼女がどこで何をしているかすべて謎に包まれている。

★ギョロ(声:赤井田良彦)

大将の子分で、坊主頭で背が低い方です。
目がギョロギョロとしていて、すばしっこいのが特徴で、大将には頭が上がらずいつも失敗して怒られています。

★ゴマ(声:高戸靖広)

大将の子分で、ひょろりと背が高い方です。
世辞上手な性格から、よく大将にゴマをすっています。しかし、大将には頭が上がらずいつも失敗して怒られています。

★アッコのパパ(声:山口健)

30歳で職業はカメラマンをしています。
時々撮影の仕事をサボっていることがあり、妻の恭子に睨まれていることもあり、妻に頭が上がらないのです。

★アッコのママ(声:冨永みーな)

29歳で、職業は芸術家をしています。
アッコのおっちょこちょいなところはママから受け継いでいることがわかるほど、アッコ以上におっちょこちょいな性格をしています。
アッコのパパとの出逢いは、高校生の時に海岸で絡まれているところを助けてもらったことです。

★シッポナ(声:永野愛)

第5話でアッコちゃんがネコに変身した時に初めて言葉を喋る。

第2作目と比較して視聴率はどうだった?

「ひみつのアッコちゃん」のヴォーカル・ソング集です。
「あの子どこの子」や「神様のプレゼント」など10曲を収録しています。

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「ひみつのアッコちゃん」第3作目と第2作目の視聴率は、次のようになっています。(関東地区のビデオリサーチ調べ)

◎第3作目・・・平均視聴率:9.4%、最高視聴率:13.0%
◎第2作目・・・平均視聴率:19.8%、最高視聴率:27.8%

この視聴率の比較からもわかるように、1988年に放送された第2作目に比べて、第3作目の視聴率は半分ほどになっていることが良くわかります。

視聴率以外にも、アニメに関係するグッズの売り上げも伸び悩んでいたようです。こういった背景から放送期間が一年弱で終了となり、第1作・第2作で製作されていた「劇場版」も、第3作目では製作されなかったのです。

また、地方の放送局では第3作目のみ放送をしていなかったり、遅れて放送をする局が多く見られました。

第3作目の「ひみつのアッコちゃん」の人気が伸び悩んだ原因は?

「ひみつのアッコちゃん」の第3シリーズのDVD-BOX 第2弾です。
第23話~第44話を収録しています。

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第1作、第2作と2度の放送で、女の子たちから大人気だった「ひみつのアッコちゃん」ですが、1998年、第2作目から10年ぶりにリメイクして放送されました。

アッコのキャラクターや、パパとママの職業などを、その時代の「子供の憧れの職業や背景に合わせた」設定に変えて明るく楽しくバラエティ豊かな内容にするなど、全作に微妙な違いを盛り込んだ工夫をされいるのが、「ひみつのアッコちゃん」の特徴です。

一見、絶大な人気を誇っていた「ひみつのアッコちゃん」ならば、誰もが第3作目を楽しみにし人気は維持されると感じますが、実際には人気が低迷してしまっていました。どうしてなのでしょう?

①第1作・第2作を見ていた子供たちが、第3作放送時にはすでに大人になっていた可能性が大きい。
②第1作・第2作は放送していたのに、第3作目のみ放送をしなかったり、放送を送らせる地方局が増えた。

上記の2つが、第3作目の視聴率やグッズの売り上げの伸び悩みの原因になった可能性は高いでしょう。

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