ちびまる子ちゃん
放送期間(第一期)1990年1月7日~1992年9月27日
放送時間ー毎週日曜18:00~18:30
放送局ーフジテレビ系
原作ーさくらももこ
話数ー142話
当初は作者のさくらももこさんが「どんなに良い作品でも続けられる寿命は3年だ」と言う考えがあり、「3年以上アニメを続けても価値が落ちる」と作品を終了しました。
しかし、「ちびまる子ちゃん」の終了を惜しむ声が相次いだことから、さくらももこさんが続編の制作を承諾し1995年に第二期の放送が開始されました。
ストーリー
小学3年生のまる子(さくらももこ)やまる子の家族、クラスメイトと過ごす日常を描いたストーリー。
原作は集英社の「りぼん」連載の漫画で、原作者さくらももこさんの子供の時の体験を振り返った物語です。
放送開始は1990年で、現在も放送が続いている大人気アニメです。
「ちびまる子ちゃん」第一期の声優
さくらももこーTARAKO
さくらヒロシ(お父さん)ー屋良有作
さくらすみれ(お母さん)ー一龍斎貞友
さくらさきこ(お姉ちゃん)ー水谷優子
さくら友蔵(おじいちゃん)ー富山敬
さくらこたけ(おばあちゃん)ー佐々木優子
ナレーションーキートン山田
主題歌
オープニングテーマ
「ゆめいっぱい」(関ゆみ子)
初代エンディングテーマ「おどるポンポコリン」(B.B.クィーンズ)
第1期2代目エンディングテーマ『走れ正直者』(西城秀樹)
「ちびまる子ちゃん」第一期は神回が多いと話題
「ちびまる子ちゃん」第一期は「全部神回!」という声も多くあります。
第一期が「神回」と呼ばれる理由は、原作漫画に忠実であること。(現在はほとんどテレビ用のオリジナルストーリー)
次に、ブラックジョークといわれるようなセリフが多くキートン山田のツッコミが割と毒舌が多くそれがまた面白い。
第一期の花輪くんが嫌なヤツ!
現在の「ちびまる子ちゃん」には様々なキャラクターやクラスメイトの友達が出ていますが、第一期の「ちびまる子ちゃん」に登場するまるちゃんの友達はたまちゃん、花輪くん、丸尾くんだけです。
そのため、ちょくちょくエピソードにも3人の友達が絡むストーリーがありますが初期の花輪くんがとにかく嫌なヤツでした。
具体的には「金持ちアピールが凄まじい」「キザうぎてうざい」
第三話の「生き物係のキザ野郎参上」が花輪くんの初登場回になるのですが、内容はシュールで面白いのですが「花輪くんこんなに嫌なヤツだったのか!」と現在のキャラとの違いに驚きました。
不謹慎エピソード
第23話の「まるちゃんの町は大洪水」の巻。
まるちゃんの住む静岡で大洪水が発生し、洪水に巻き込まれ流される人、洪水で家や家財道具が流される人をまるちゃんおじいちゃんが野次馬に行きます。
しかも野次馬だけでなく、はしゃぎながら記念撮影をした挙げ句「もっと凄い災害が見たい」とさらなる災害地を探しに行きます。
よく放送できたな…と改めて思います。
「お父さんとお母さん けんかする」の巻
47話「お父さんとお母さん けんかする」の巻
このストーリーも「神回」と有名ですね。
タイトル通り、まるちゃんの両親が喧嘩をするストーリーで、まるちゃんのお父さんとお母さんはついに「離婚」「出ていく!」というワードが出てしまいまるちゃんは不安になります。
その後、まるちゃんはお母さんに付いていくことを決意し、お姉ちゃんは父についていくことを決意します。
そしてついに家を出ようとお母さんがまるちゃんに「荷物をまとめるように」と言います。
荷物をまとめているとお父さんとの思い出が蘇りまるちゃんは号泣。
これまで冷静だったお姉ちゃんもまるちゃんの姿を見て号泣し「みんな一緒がいい」と二人で号泣します。
そんな子どもたちの様子を見て言葉を失った両親は仲直りします。
ちなみに、離婚話しまで発展した喧嘩の原因は「23万円のトレーニングキットをお父さんが買うと言い出したから」でした。
第一期の「ちびまる子ちゃん」は大人になってから見返してみると、「これ今放送したら炎上しそうだな…」と思うような内容もありますが、今のまるちゃんとは違った印象のアニメで大人でも楽しんで見ることができるので是非「ちびまる子ちゃん」第一期を見返して見てくださいね!