安田成美も良いのですが、相手役の、優しいというか、優柔不断というか、トレンディドラマを象徴する男性像を緒形直人が実に見事に演じているんですよ。
バブル期に実際このようなタイプの男性がモテていたかといえば甚だ疑問ではありますが、トレンディドラマの主役といえばこのタイプですよね。
おそらく現実社会においてはバリバリでイケイケが主流だったので、こうしたタイプの男性がドラマで好まれたのはその反動のような気がします。
主題歌「GLORIA」が大ヒットし、一躍ZIGGYはメジャーになりました。ポップな曲とはいえ、ZIGGYのようなロックンロール・バンドが一般的な人気を集めたんですからねぇ。音楽のプロモーションとしてもトレンディドラマは最強でしたね。
愛し合ってるかい
80年代最後を飾るのは1989年10月16日から12月18日まで放送され、平均視聴率22.6%、最高視聴率26.6%を叩き出した「愛しあってるかい!」です。
「愛しあってるかい!」というのは、当時人気だった今は亡き忌野清志郎が率いたバンド「RCサクセション」がライブで呼びかけていた有名なセリフからとられたものでしょう。そう言えば、トレンディドラマって既存のものを結構流用してますね。だからとっつきやすかったのかもしれません。
愛しあってるかい!
この時期、軽い男を演じさせると右に出るものは居ない陣内孝則が、またしてもやってくれました。そして相手役はキョンキョン。もちろんカワイイです。最高にキュートです。キュートという言葉はこの時期キョンキョンのものでした。と、思いますよ。
共演は柳葉敏郎、近藤敦、藤田朋子、田中律子、和久井映見などですね。
う~む、トレンディドラマってやっぱり楽しい。出来ることなら現代版のトレンディドラマというものも観てみたいです。ただ、活字離れと言われて久しく、最近ではテレビからも離れていってますからねぇ。これでは、なかなかドラマのブームは起こりにくいでしょうねぇ。。。
テレビドラマのファンとしては、頑張ってまたブームを起こしていただきたいものです。