「富江 replay」とは?
「富江 replay」は2000年に上映された日本のホラー映画です。
監督は光石冨士朗さん。
伊藤潤二さんのホラー漫画が実写化された作品で、原作を菅野美穂さん主演で映画化され大ヒットし、その後富江役を宝生舞さんに変えて「富江 replay」で再び映画化されました。
漫画の「富江」では「富江が可愛い」と話題で富江ファンも多いです。
ちなみに原作者の伊藤潤二さんの作品は中国でドラマ化されています。
中国でドラマ化された作品は「双方勝手な呪い」「死びとのこいわずらい」「脱走兵のいる家」など…
「富江 replay」のあらすじをざっくりご紹介
森田病院にお腹がパンパンに膨らんだ少女が救急搬送されるシーンからはじまります。
この病院の院長が少女の腹部を切開しようとメスを入れますが、突然少女の腹部が動き院長はメスで指を切ってしまいます。
そのまま手術を続行し、腹部を切開しますが、切開した腹部の中に女の生首が…そして生首が「私は富江」と呟きます。
その後、少女の手術で指を切ってしまった院長は行方不明に…
さらに手術に立ち会った看護師たちも異常なことが起こりはじめ病院を去り、助手医師は飛び降り自殺をします。
院長の娘の由美は、行方不明になった父親を探すため父親が自殺した助手医師に渡していたノートを手に入れ、父親失踪の手がかりをつかもうとしていました。
父(院長)の残したノートの内容は前半は何かの記録でした。
しかし徐々に内容が異常になり、最後は血文字で「化け物…」と書かれていいます。
なんのことか分からない由美でしたが、由美はノートに「富江」と書かれていることに気が付き富江について調べ始めました。
そんなある日、武史という男性が森田病院に入院中だった友達の文仁の見舞いに訪れます。
文仁がトイレに行っている時、全裸の女性が突然現れ武史に助けを求めたため武史はこの全裸女性を自宅へ連れ帰りますが、実はこの女性が富江でした…
偶然文仁と知り合いになった由美は文仁と一緒に武史の家に行き、富江について訪ねました。
しかし、武史はすでに富江を殺していて、復活した富江に取り憑かれ精神に異常をきたしていました…
「富江 replay」のキャスト
山口紗弥加(森田由美)
宝生舞(川上富江)
窪塚洋介(佐藤文仁)
松尾政寿(武史)
菅田俊(森田健三)
遠藤憲一(立花)
富江は何者?
絶世の美女と称される富江。
漫画版では、左目の下に泣きぼくろがあり、長い黒髪の美少女で富江に関わった男は全て彼女の虜になり運命を狂わされます。
基本的にどのシリーズでも愛情や嫉妬心から富江は惨殺されますがどんな方法で殺されても、たとえ体をバラバラにされても異様な再生能力があり復活します。

伊藤潤二傑作集 1 富江 上
ちなみに「富江」は何度も映像化されており、毎回設定や富江役も変わっています。
殺されたあと、体をバラバラにされるとバラバラになった体のパーツからそれぞれ富江が再生し、富江が無限増殖したり、海に富江をすてたパターンでは海底から無数に富江が生えてくる…なんておもしろ設定もあります。

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「富江 replay」の見どころ
見どころはやはり、富江という一人の女の存在により様々な人の人生が大きく狂わされていくところ。
そして富江の不気味さではないでしょうか?
前作の富江は菅野美穂さんが演じていましたが、宝生舞さんの演じる富江も前作の富江と違った不気味さを感じさせます。
この映画は、病院というシチュエーションが怖さや不気味さを増長させているため日本のホラー映画独特のジワジワくる怖さを楽しみたい人にはおすすめです。
また、若い頃の宝生舞さんが可愛い&懐かしい!
富江シリーズは色んなパターンがあるので、是非!チェックしてみてくださいね!